2月の神経内科の診察の時に

薬がのどにつかえる、という話をしたら

メネシットより小さい錠剤のマドパーになりました。

 

メネシットとマドパーの違いとは❓

 

メネシットの方が後でスタレボを使いやすいとか。

 

 

ドパ脱炭酸酵素阻害薬 dopa-decarboxylase inhibitor(DDC阻害剤、DCI)の違い

 

メネシット(=ネオドパストン)の配合内容は  →  レボドパ・カルビドパ配合錠(配合比10:1)

 

マドパー(=イーシードパール)の配合内容は  →  レボドパ・ベンセラジド配合錠(配合比4:1)

 

論文がありました

 

Carbidopa製剤とBenserazide製剤の血中Levodopa濃度差の検討

 臨床薬理 Jpn J Clin Pharmacol Ther 31 (2) Mar 2000

 

 

https://www.jstage.jst.go.jp/article/jscpt1970/31/2/31_2_327/_pdf/-char/ja

 

 

 

levodopa/benserazide(マドパー、ネオドパゾール)の方が

Cmaxが約2倍高くなっている(P<0.05、pairedt-test)

 

Tmaxはそれぞれ50±10.0分、65±22.5分で有意な差を認めなかった。

 

60分、180分までのlevodopa血漿濃度曲線下面積(AUC/60,AUC/180)

 

AUC/60

benserazide(マドパー、ネオドパゾール)対carbidopa(メネシット、ネオドパストン)で77.3±23.7μg・min/ml対33.2±9.51μg・min/ml

 

AUC/180

144.0±23.5μg・min/ml対76.3±10.7μg・min/ml

 

いずれの場合もlevodopa/benserazideの方が高値を示した(Fig,2,p<0.05、paired t-test)

 

自分で書いていてほどんど意味をわかっていません(笑)

 

臨床的にはどうなのでしょう?

 

マドパーもメネシットも効果は同じという声も。

 

 

水野先生は本ではメネシットのほうが水に溶けやすいので

マドパーよりメネシットを使う。

 

 

 

 

 

 

武田篤先生の本によると

 

 

 

一般的にベンサラジドの方がDCIの含有が多いため

血中濃度のピークが上昇しやすく

導入時の副作用出現頻度がやや高い。

 

一方で一日量で300ミリグラム程度の低用量時にはベンセラジドの方が

カルビドバより優れた臨床効果を

示す可能性がある

と記載があるのでマドパーに期待びっくりマークして飲みました。

 

 

結果は

ダメです😞

 

マドパーを飲んでから2時間半位で歩きづらくなります。

8時に飲むと10時半ころに薬が切れかけます。

 

何とか11時まで我慢して1錠

 

14時半ころに切れ始めて歩きづらくなるので ドパコール半錠

 

17時ころに歩きづらくなったのでマドパー1錠

 

21時ころに切れかけて体が重くて

就寝時間 24時まで横になっていました。

 

翌日は8時に1錠

外に出ていたら10時半ころ切れはじめたのでドパコール0.5錠

13時ころ歩きづらくなったのでマドパー1錠

17時ころ歩きづらくなりましたが我慢して

17時半マドパー 1錠

 

翌日と翌々日は

8時に1錠

10時半に1錠

14時半に 0.5錠

17時に 1錠 

 

 

次の日は我慢できなくてメネシットに戻しました。

 

マドパー合わないのか?

 

 

理屈では

メネシットの方が効果が緩やかで少し長く効く 

マドパーの方が立ち上がりがよく、切れ味がいいけど少し効果時間は短い。

らしいです。

 

長持ちさせたいならメネシット❓

 

次の診察日前に多分 又 行くと思います。

 

マドパーまだたくさん残っているのに😢

 

メリカりで売りたい泣