抜粋です。
【発表のポイント】
●重度嗅覚障害を伴うパーキンソン病患者に対して薬剤「ドネペジル」を投与することで、
認知症の発症を予防できるかを検証した。
本研究では認知症リスクが高いとされる重度嗅覚障害を伴うパーキンソン病患者に対し、
アセチルコリン神経の働きを高める薬剤「ドネペジル」を4年間投与し、
認知症予防効果を検証しました。
その結果、認知症予防効果は証明できませんでしたが、
一定の認知機能改善効果や一部の非運動症状が改善する可能性が示されました。
今後はより認知症リスクが高い群に絞って解析することで、
パーキンソン病における認知症の効果的な予防法の開発を目指します。
東北大学のHP


