前から興味のあったフェルデンクライスのレッスンに参加しました。
フェルデンクライスジャパン HP
「フェルデンクライス」とは![]()
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フェルデンクライスメソッドは
モシェ・フェルデンクライス博士が
開発した身体訓練法です。
この身体訓練法は「脳の可塑性」の基づいた内容であり
ストレッチやマッサージとは違い、
体の快適な動かし方を動きを通じて学習していきます
レッスンのキーワードは“気づき”
レッスンは、ふだん、無意識に行っている無駄な動きや力の使い方に気づきながら、
どうすれば余分な力を使わず、効率よく、気持ちよく動くことができるかを
探るようにゆっくり進められます。
そのため、心とからだの緊張が解き放たれ、自分の能力を十分に発揮することが可能になります。
レッスンにはグループのレッスン(ATMレッスン)と個人レッスンの2つがあります。
ATMレッスンは動きを見て真似するのではなく、指導者の言葉を聴いて出てくる各人の自発的な動きで行います。
「こうしなければならない」という規範ではなく、各人から自然に引き出されるそれぞれの動きを重視し、
変化の「気付き」を積み重ねます。
個人レッスンはマンツーマンで、直接カラダの動きに問いかけます。
日々の生活で身についた不必要な動きに気づくことで、新しいカラダの動かし方を見つける手助けをします。
今回 参加したのはATMと呼ばれるグループレッスンでした。
講師が「骨盤を右に動かしてください」等 声に合わせて
身体を動かすのですが難しかったです。
身体を動かすというより自分の体に”気づく”というのが目的で
激しい動きはありません。精神的な要素もある感じですが
ヨガとも違います。
ノルディックウオーキングや筋膜リリースに比べると教室の料金は高いのですが
「脳の可塑性」という言葉に惹かれます。
又、関節可動域を広げる動作を下手にすると股関節を傷めたりするので
フェルデンクライスは動きが少ないのでその心配が余りありません。
しばらく通ってみようかと思っています。
講師の方に家で出来る事、と聞いたら
「ボディスキャン」
(身体の各部分の感覚をありのままに観察していく、マインドフルネス瞑想の一つの方法)
をすすめられました。
フェルデンクライスジャパン HP
フェルデンクライスのレッスンがパーキンソン病の患者の方にとって
メリットがあることについては様々な報告がなされています。
どういう利点があるかというと、歩行やバランス、動き全体の改善、
積極的になるなどのメンタル面の向上、動きや感覚に注意を向けることによって注意力が増し、
行動の質が良くなる、発声や嚥下機能の向上等が挙げられるでしょう。
筋トレやストレッチのように部分的に負荷をかけるのではなく、
体の動きを全体として捉えるフェルデンクライスのレッスンは、
病気の症状によって様々な困難を抱えることになる患者の方々にとって
大きな支援のツールになり得ると思います。
フェルデンクライスの教室は都内でも結構あります。
ホームページにプラクティショナー(指導者)の方が載っています。
プラクティショナーも理学療法士の方や表現系(ダンス等)様々です。
私はどちらかというと理学療法士の方がいいのですが
メンタルを鍛えたい、とか自分のニーズに合ったプラクティショナーの方の所に
通うのがいいのかな、と思います。
書籍もいくつかでています。
神経可塑性について書かれている、ペッパーさんが載っている
お馴染みの本

