抜粋です。

 

パーキンソン病が進行すると、運動症状の日内変動が出やすく、

経口薬でのコントロールが難しくなるため、患者さんのQOLを向上するための新しい治療法が求められています。

ND0612は、レボドパとカルビドパを液剤化し、デバイスと組み合わせて持続的に皮下投与することで、

血中濃度を安定化させ、運動症状の日内変動を確実かつ持続的に緩和することをめざしています。

本試験で、ND0612が長期にわたり安全に使用できる忍容性の高い薬剤として、

パーキンソン病のアンメットメディカルニーズにこたえる新しい選択肢となりうることが示唆されました。

 

ND0612について 

ND0612はレボドパとカルビドパの配合製剤を、持続投与可能な皮下投与システムと組み合わせ た開発品です。

薬物動態プロファイルを改善し、レボドパ治療の安定した血漿中濃度を維持する ことにより、

パーキンソン病患者の運動症状の日内変動を減少させるためにデザインされた新規 のアプローチです。