モーツアルトを聴くと頭が良くなる、
〇〇にいい、
とかその昔 新聞や雑誌の見出しで読んだ記憶がありますが
モーツアルトが脳にいいらしい、のは
一般に、人の健康を支えている生体機能には、刺激を与える高周波を豊富に含んでいます。
高周波音は、せき髄から脳にかけての神経系を効果的に刺激して、そ
の結果、健康を支えている生体機能に、良い影響を及ぼすとされています。
そして、いろいろあるクラッシックの中でも、モーツアルトの音楽は、
3500ヘルツ以上の高周波を豊富に含んでいると言われており、これがそのような効果の原因と考えられます。
こちらのHPより
CDもあります。
1、脳神経系疾患の予防
聴力や耳鳴りの予防・改善や、味覚異常や視力低下なども、予防効果があります。
また、アルツハイマー、パーキンソン病の改善など、
老人性痴呆症、パーキンソン病、
難聴などに効果があると言とわれています。
1枚のCDの中は、1から5までのステージに分かれており、
それぞれ「挑戦」、「決意」、「歓喜」といったイメージの名前がつけられています。
そして、それぞれのステージで、どのように音楽を聴いたら、より高い効果を得られるかということについて解説されています。
なので 最初は
「挑戦」のところを聴く必要があります。
高周波が脳に良さそうなのは先日 記事をUPしたオルゴール療法と同じですが
オルゴールはCDだと高周波がカットされていて効果がない、ということですが
モーツアルトのCDはそういうことはないのかな?
さらに、オルゴールは効果を上げるには3時間以上聴く必要がありますが
モーツアルトは
聴くのは1回30分程度にした方が良いと書いてあり、そうしないと脳が疲労してしまうそうです。
朝、昼、夜の3回聴くのが良いみたいです。
(モーツァルトの音楽は脳を刺激するので)
それ以上だと脳が疲労するみたいです。
聴きすぎると脳が疲労するクラシックって?
私はモーツアルト そんなに聴いていないので
CDの曲も余り馴染みがありません。
最初の曲は何度も効いているうちに馴染んできましたが。
好みもあると思いますが
モーツアルトは私はピアノ協奏曲21番やレクイエムの方がリラックス出来ます。
その他
CDに収録されている 曲のひとつ
2014年の論文
九州大学大学院人間環境学府附属総合臨床心理センター
モーツァルト音楽による快適性の脳波変動への影響
本研究では、モーツァルト音楽の音響的要素である長時間周波数スペクトルに注目した音刺激を作成し、
それによって引き起こされる脳波変動と快適さとの関連性について検討した。
音刺激は、長時間周波数スベクトルを揃えたモーツァルト音楽の原曲,逆再生,音楽ノイズの3種類とし、
男子学生5名に対して、気分や音刺激に対する快適さの主観評価と、脳波測定を行った。アルファ波帯域(8.5-12.5Hz)において脳波を解析し、
安静時と各音刺激呈示時の比較を行った。主観評価では
原曲はリラックスでき音楽ノイズはリラックスできないと評価が分かれたが、
脳波測定では全ての音刺激において安静時よりもアルファ波の電位は上昇傾向を示してしており、
アルファ波の上昇は、快適さのみの情動反応に限局したものではなく、
不快も含め、情動反応が惹起されたことを反映していると推測された。
また、リラックスした状態を認識するためには、本人が想定した環境に置かれていることが大きく影響しており
、モーツァルト音楽は、その音響的特徴よりも、優雅な和声進行のような音楽的特徴が快適性の評価に影響していることが示唆された。