きょうだい | お子様の不登校、ひきこもりの解決策提案サロン

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きょうだいについて考えてみましょう。きょうだいといってもいろいろな関係がありますよね?
仲のいいきょうだい、そうではないきょうだい。
きょうだいの問題で悩んでいる方も多いので書いてみます。


同じ家族で育ったきょうだいでも、体験は非常に異なるものです。
子どもの性格を左右する要素はたくさんあります。

生まれつき性格が違うだけではなく、それぞれ家族にとって違った時期に生まれてくるのです。
際立った違いのひとつは多くの家族を苦しめる依存症の進行段階によるものです。

たとえば親の一人が社交のための飲酒から、問題飲酒、そして依存性へと進んでいく場合、比較的早い時期に生まれた子どもは、まだ健康な子育てを体験するチャンスがあります。
生活に一貫性が残っていれば安全を感じられるし、親からの愛情表現を得られれば人を信じる力を育てることができます。

後から生まれた子どもは、こうした体験をしそこなうことが多いのです。
生まれた順番によって、子どもはそれぞれ別の視点で周囲を見るようになり、生き延びるための違ったやり方を身につけるのです。

人は家族と親密な関係でいたいと願うものですが、私たちの多くにとって、それはあくまでも現実ではなく夢に過ぎません。
中には、子ども時代に充分な繋がりができていて自分が癒されることできょうだいと親密さが育っていく場合もあります。
一方、情緒的な孤立の中で育ったために、きょうだいとの間に関係を育てるだけの土台がなかったり、溝が大き過ぎる場合もあります。
あなたはきょうだいに機会があれば過去が人生にどう影響し、どんな行動を引き起こしているか説明できるでしょう。
しかし、相手が耳を傾けるかどうか、話を聞き入れて行動するかどうかは、あなたがコントロールできることではありません。

自分の回復から焦点をそらさないことです。多くの人にとって他人に気を取られるということは、自分への注意が散漫になって焦点が当てられなくなるということなのです。


アグネス・チャン氏の兄弟に対する子育てに関する記事を見つけましたのでよかったらお読みになってみるのもよろしいかと思います。