おはようございます。お子様の不登校、ひきこもりの解決策提案サロンの甲斐です。
東日本大震災の起きるおよそ1か月前に、精神科医の香山リカさんが、「文藝春秋」の4月号の特集「これが私たちの望んだ日本なのか」のために原稿を書かれたそうです。
その中には、次のようなことを書かれたようです。
ひとことで言えば、国家、社会全体としてまさに「うつ病」にかかっているから、だと思う。
うつ病の基本的な症状ともいえる「何事も悲観的にしか考えられない」「後悔、ノスタルジーなど過去にばかり気持ちが向く」という傾向が強まっており、うつ病の背景に見られるといわれる認知のゆがみや心理的視野の狭窄化も顕著である。
すなわち、「100かゼロかと極端な選択をしたり、曖昧さを担保できない。」「他人の言動を被害妄想的にしか受け取れず、誰のことも信用できない。」といったことだ。
まさしく、そのとおりかもしれないと、私も思います。
最近、私自身も、疑心暗鬼に陥り、信用することができなくなっていることもあることに気がつきました。
先日も記事にさせていただきましたが、コミュニケーションを避けてしまうことも、原因のひとつかもしれないと思います。
コミュニケーション不足からくる認知の歪み から、思い込み、妄想しているのではないかと再確認したほうがよさそうですね。
また、香山さんはこの原稿の中で、合理的ではない「とにかく前向きに行こう」といった根拠のないポジティブシンキングは百害あって一利なしとまでおっしゃっていますね。
この歪みが、国家レベルで起きているのではないかとの香山さんの指摘です。
では、この国家的うつ病を治すには、どうすればいいのでしょうか?
うつ病にかかっているときと同じ方法をとるといいようですね。
長くなりそうなので、続きは、また時間をとって書いてみます。
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