Mちゃんは、今、自分の夢に向かって歩んでいます。
夢に向かって忙しい毎日を送っています。
「私にできること ありませんか?」 そう、声をかけてくれたのは、Mちゃんにも同じ経験があるからなんです。
私は、不登校になっていたときの気持ちを、書いてくれますか?
親に何をして欲しいかを教えてくれますか。
書いていただけるなら、私のブログで紹介させていただきます。
そう、お願いしたのです。
本当に忙しい生活をしているなか、3通のメッセージに分けて送ってくださいました。
心から感謝しています。
今、同じように苦しんでいるあなたへ、Mちゃんからのメッセージです。
私の下手な絵を挿入させていただきました^^;
お読みくださいね。
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私は中学生のとき、不登校でした。
不登校になった理由は、私自身、時が経った今でもわかりません。
血迷ったときもありましたが、コレというキッカケなどなくて、自然と行かなくなったんです。
学校に行かなくなり、友達とも会わなくなった私は、部屋から出ない、引きこもりになりました。
反抗期、思春期、真っ只中だったので、何故そう思ったのかはわかりませんが、とにかく、学校が嫌で、家族が嫌で…何というか…人が嫌いでした。
成り行きでなってしまったものの、一度、不登校、引きこもりになると、簡単に元には戻れません。
とんでもない程の、勇気がいるからです。
絵 yumiko kai
ただ、誰かが支えてくれているとわかれば…かなり違います。
心が救われます。
いつでも味方にいて、支えてくれるような存在…
それが私の親の理想です。
時期は中学1年終わり…
どうせ高校なんて入れないし、中卒で働こうと軽く考えていました。
ですが1年経ち…
中学校は行ってないものの、3年生です。
本当に中卒で働くのか…
この1年という歳月で、出た答え。
どちらにしろ、このまま引き込もって良いハズがない。
でも相談出来る相手もいない私は、どうすれば良いのか全くわからない。
そう思った頃
「働くなら働けばいいけどね…中学校行ってなくても、入学出来る高校の資料、先生持ってきてくれたから…」
引きこもり相手へは、火に油を注ぐような、ちょっと過激な内容だけに、言いづらそうにした母から、パンフレットを受け取りました。
3、4日経ち、気持ちが落ち着いてきたので、やっと資料に目を通すことができ、高校というものに、興味が出てきました。
高校に進学するのが当たり前の世間ですが、私にとっては、パンフレットを開くのにも勇気のいることで、興味を持つなど、まさに進歩でした。
何度も何度も読み返して
「小中学校不登校でも大丈夫」
「勉強は一から教えます」
「皆で卒業目指そう」―
「…ここにする」
母は酷く驚いているようでしたが、学校に通おうとしている私を見て、ホッとしたに違いありません。
オープンキャンパス、学校見学、参加する度に、高校に入学する楽しみや、勉強の不安により、本当に徐々にではありますが、母との会話が増えていきました。
私が不登校になったとき、引きこもりになったとき、叱らずにいてくれた母…
ほんの少しだったけど、本当に求めているとき、恐る恐る手を差し伸べてくれて…
私が這い上がってきたら、受け入れてくれて…
スタート位置についたものの、不安だった私の後ろに居てくれて…
スターターピストルが鳴っても走り出さない私の背中を、ポンっと押してくれて…
私のことを、私以上に悩んだに違いない母…
苦労掛けてごめなさい…
見捨てないでいてくれて、ありがとう…
親孝行、出来るといいな―