境界の混乱? | お子様の不登校、ひきこもりの解決策提案サロン

お子様の不登校、ひきこもりの解決策提案サロン

御殿場中央公園・図書館 すぐそば! 静岡県御殿場市萩原 767-14
        

こんばんは。 笑顔を届けるメンタルケア心理士の甲斐です。


さて、前回、アダルトチルドレンの説明で


”失ったもの”


喪失感”  についてお話しました。



アダルトチルドレンの概念の生みの親、 クラウディア・ブラックの説を説明させていただきますね。


今回は、境界の混乱についてお話します。


境界とは、 自分が他の人とは、別の独立した存在である。


ネグレクトや、虐待、過干渉 等のある家庭で 育った人の多くは、境界のゆがみや混乱が 起こりやすいのです。

そして、見捨てられ感 を引き起こす元になります。

例えば ☆親が子供を仲間として扱う  親が子供とまるで友人か仲間として扱う場合  これは、親と、こどもの境界がないということになります。  


子供の年齢にふさわしくない問題を、子供に背負わせることにも  なります。(お父さんが浮気していることを話してしまう等)  不適切な情報を与えられた子供は  重荷に感じ、罪悪感さえも感じてしまうことがあります。


☆親が子供に責任を負わせようとする  

親が自分の責任を、子供のせいにすることなどが  それに当たりますね。  

例えば、「子供のために離婚できない」 と言ったり  「子供が悪いので、ストレスが溜まるからお酒を飲むんだ」  等と責めることがあります。  

子供の無謀な努力と、力不足に打ちのめさせる  経験をさせてしまいます。


☆子供よりも、親のニーズを優先させる  

子供の成績がいいことを、近所や親の仲間に  「できのいいのは、自分の子供であるから」と自慢する。  

そのくせ、子供本人に、ねぎらいや、褒める言葉をかけない。


☆親が子供に自分の価値観を押し付ける


☆親が子供を自分の延長とみなす    

自分が叶えられなかった夢を子供に  叶えて欲しいと望み、子ども自身の希望を聞かず、境界を認めない。 このような場合、境界の混乱が起こりやすいと言っています。