※今日、これから話すことは全てフィクションです




もうこれ以上

島にいられないと思った不思議なお話。




急な体調不良と寝不足のせいか頭が回らない朝。

お勝手に立ち、皿洗いのいつもの日常。




そこで急に降りてきた重々しい気持ち

"私はここでずっとこうしているのか…"

(ちなみに私の場合は、皿洗いだったんだけどね。爆)

無念を超えた辛くて我慢ならない気持ちになり、何故か涙が溢れそうになりました。





おかしな事です‼︎

私は、いつでも帰れるし自由なのに‼︎





…うわ、やばい!

これ、島の想念すら拾うようになってしまった!

コワっガーン




おそらく疲れ過ぎて

長く滞在し過ぎて波動が下がり

島の念に同調したか⁉︎




新島の歴史、流人の島です。

罪を犯した人が島流しにされた島。

(そのほとんどは政治犯や無実の罪であったかと思います)





今回、長く滞在してお盆も過ごしましたが、島の盆踊りは頭から篭を被って顔を見せない風習がある。

おそらく…流人という身分で世に堂々と楽しむ姿を見せられなかったためかと。



他にもたくさん悲しみの歴史の逸話が多い島。





小さな島ゆえにその風土と念は濃いかと思う。

この自然厳しい島での荒涼とした生活が、かつての流人にとっていかに大変であったか…すら偲ばれてしまう。




時を同じくして

愛犬が部屋を怖がり、眠らなくなりました犬

部屋に入れようとすると狂ったように泣き叫びます。


彼に何があったんでしょうか⁉︎

…何が見えたのでしょうか⁉︎





これには流石にお手上げでした。

その日から私も一睡もできなくなり、深夜も散歩という名の徘徊犬





私だけの不都合であれば我慢してしまったかもしれませんが、早々島生活ギブアップを決めました。





い、ま、す、ぐ、に、で、も

島を出るべき。






翌日のフェリーに偶然空きがあり、帰宅を決めました船




寝不足ぽんち(私)のタワゴトです。





だけどね

人が自由に自分らしく自分の道を選べるようになったことは、人類の長い歴史のなかでもつい最近のこと。

現代社会でも土地や家に縛られず、自由でいる人は…まだ限られた幸せ者かもしれません。






だから

その悲しみに心寄せれば、"自由"と"幸せ"は奇跡の如く尊いお願い



@鴨川


明るくて眩しく

平和過ぎて、お伽話かのように感じる新島生活。




ほんとに

今日の話は、フィクションです。笑







ただ一つ

狛犬カプリに。

いつも守ってくれて

正しい道を教えてくれて

ありがとう、と伝えたい犬









久しぶりの我が家。


遅く起き、まずバスタブ入浴を試みる。





島では生鮮食品が高く、野菜不足であったため、山盛りサラダを頬張る。




ちょうど隣のマダムが来て、何故かお手製ドレッシングが余ったのよ!と、手渡しに来た。

(隣家は別荘使用のため、裕福なご夫婦が月に2度ほど遊びに来る)



3度も来たのに、私がいなくて寂しかったわ!

と日差しすら眩しくて仕方ない私に、けたたましく元気溢れるマダムの声には耳を塞ぎたいくらいの喧騒でした。笑



帰ったら、さぞ嬉しかろう!



と…思った我が家であったが、深夜帰宅したためか、何か違った。



不思議な違和感を覚えました。




そろそろ

おうちも住み替えの時期か⁉︎

↑こんな簡単に思いつく。笑


@マルキ 3時pm

オンショアながら、やれば出来そう。



やる気になれば。


朝食出しからの、自分の荷造りと部屋の片付けに追われ、あわや⁈と思いましたが無事乗船船



新島〜下田間

アゼリア丸。



見送りに来た仲間達から、食べ損ねた昼食の差し入れお願い



行きにサポートして動物達を乗せてくれた船員さんに再会。

"お帰りなさい!ずいぶん長旅でしたね!"

こんなに沢山の動物を連れた人は、滅多にないそう。笑



旅の困難を共にした仲間達猫黒猫犬

この帰路も相当な負担かと思うが、許しておくれ。



下田港に到着直後にチュールを食べるウミちゃん黒猫

警戒心強くて臆病なので、行きは隠れていたのにさ。




動物達も確実に、たくましく変化をしてる!

そんな姿に自分を重ねて涙する。




…きっと私も成長したはず!涙





よし

君達は心配ないね!

そんな励ましを力に、時計未明到着を目指して6時間爆走するよ車




行きの心許ない下田までの道のりとは、違う自分達がいる。






目指せ

おうち!

あとひと頑張り。