今回の記事は「なぜ嫌な気持ちになるような子育てSNSを見るのですか?」という疑問のある方へのアンサーのひとつになれば…と思います
・子どもに対して見るからにおざなりな態度をとってしまった
・子どもの要望と違うことを親の自己満足でやってしまった
・多忙を理由に子どもと向き合おうとしなかった
・気分次第で子どもに対する態度をかえてしまった
どこの家庭でも時と場合によっては、少しくらいこういった対応をしてしまうことがあると思います
ですが、こういった対応を頻繁に行ってしまうと子どもの心はどうなってしまうでしょう…
最近、耳にする言葉でマルトリートメントというものがありますが皆さんはご存知でしょうか?
マルトリートメントとは子どもに対する大人の不適切な関わり方を指す言葉で
不適切な養育
子どもが感じる虐待
とも言われています
先ほどの大人本位な関わり方はそれが続けばマルトリートメントにあたります
では、あなたが1度や2度ならず何度も虐待まがいのマルトリートメントが行われている現場を見てしまったらどういう気持ちになりますか?
血も涙もないような冷血漢か感情に難ありな人でもない限り大抵の人は子どものことが心配になりますよね
中には気になっていざとなれば何かしらの行動に移せるように注視する人もでてくると思います
そういった行動を余計なお世話だと感じる人もいるでしょうが
そもそも虐待を見かけた時は関係機関に通告するのは国民の義務ですので
準虐待にあたるマルトリートメントを見過ごせないという気持ちが湧くのは当たり前のことだと思います
それがSNSの世界で起きていたら、見たら気分が悪くなると分かっていても子どもの行く末が気になって見てしまったり
コメントなどで指摘や苦言、アドバイスなどする人があらわれるのも当然のことだと感じます
マルトリートメントにあたる事例ひとつひとつは日常によくあることなので見極めは難しいですし
過度に子どもファーストになる必要はないと思いますが
やはり事例に当てはまることをすること自体が子どもにとって良くないことだと保護者は自覚し、気をつけなければいけないと思います
各家庭の事情や子どもの性格、性質にもよりますが昔ながらの対応や躾では
その「程度や頻度」によっては子どもの心(脳)に傷を負わせてしまう可能性があることを大人は知っておいた方が良いと思います
マルトリートメントをしている状況を軽視しないで、見かけた人はその状況を見過ごしてはいけないと思うのです
※個人的には以前記事にしたエンカウント避けも兼ねてSNSチェックしてるところもありますが、やはり今回の記事にしたような気持ちも持って見ています
今、ヲチしてる人の気持ちはだいたいこんな感じではないでしょうか?
「嫌なら見るな」という前に発信している内容が今の時代の常識的にどうか?非常識ではないか?という点を見直しをしてから発信して頂きたいと思います