生涯現役USシンガーに見る"R&B感"と日本の今と自分 | HI-D オフィシャルブログ 「2 Da New Area」  Powered by アメブロ

生涯現役USシンガーに見る"R&B感"と日本の今と自分

80年代後半から90年代にかけてヒットを飛ばしたR&Bシンガー

 

Keith Sweat(キース・スウェット)のnewアルバムが先月末にリリースされてた。

 

"I want her"

"Make it last forever"

"I'll give all my love to you"

と名曲揃い

客演アーティストを迎えた

"Twisted feat. Kut klose"

"Come with me feat Ronald Isley"

"Come and get with me feat. Snoop Dogg"

"Test Drive feat. JOE"

なども自分のスタンスを変えずに名曲を生み出すボーカルが素晴らしいアーティストだ。

 

よく聞いたな〜。

 

今回のタイトルは『DRESS TO IMPRESS』

心を動かすために装う=モテるために着飾るにひひ

 

と言ったところだろうか。

 

55歳でまだまだそんな事が言えるなんてさすがです。

 

ジャケを見る限り劣化してないルックスも含め

 

大御所ロナルドアイズレーと同じく”現役感”も良い感じだ。

(アイズレーのギラギラ感とは違う”現役感”である事は設明いらずだと思うが)

 

今日本に現存するR&Bは『バラード』『好青年』的なイメージな感じがするが

 

俺が持ってる本来のR&B感は

『エロい(sexy)』

『生々しい』

『泥臭い(濃い恋)』

そして時に『重たく』『リアリティー』に切り込んだ音楽

な感じである。

まさにキーススウェットのアルバムは時代感にとらわれない

『ザッツR&B感』が満載だった。グッド!

 

彼は決して歌いあげるタイプでも、めちゃくちゃ高音が出るとか、歌のスキルが卓越してるってタイプのシンガーではないけど

『ザッツR&B感』を体感するにはある意味とてもわかりやすいアーティストかもしれない。

 

日本の中華料理が本国のモノと違うように

諸外国の日本料理が日本古来のモノと違うように

 

日本のR&BもUSのモノとは違う

つか、ずいぶんかけ離れている。

 

先述の料理の例えと同じで、それはその国ごとの国民性に合わせた進化でもあるから特に文句はない。

 

が.....

 

醤油使えばアジアなの?とか

海外映画の違和感バリバリの日本の描写とかと同じで

 

それっぽいビートにそれらしいコブシ回しならR&Bなの?

って....

そうじゃないと思うんだよね。

 

かと言って今日本に現存する"R&B"と言われてる音楽のいくつかを否定するわけじゃないし、その中にだって俺が好きな曲は存在する。

 

だけど同じ事やっても”それ”がはまってて結果出してるアーティストに勝てるはずもないし、"それ”を俺がやっても意味ないよね。

 

だから俺は自分が好きなR&Bにもう1回立ち向かおうと決めた。

それが売れようが売れまいが受け入れる覚悟で。

 

俺のデビューはDefJamJapan

 

DefJamと言えばビヨンセの旦那のJay-Zや数々の大御所ラッパーを輩出してきた名門HipHopレーベルというだけでなく

Def Soulを立ち上げ、素晴らしいR&Bアルバムも世にリリースしてきた。

 

俺には僭越ながら『DEF JAM PRIDE』がある。

メジャーデビューするにあたって名門Def Jamを選んだ思いがある。

それは今も変わらない。

 

そんな俺が自分の音楽性曲げたらダメだ。って思う。

 

いろんな思いや決意でいろんな楽曲にチャレンジしてきたけど

 

3年ぶりに出す今度の新曲や

これからリリースする次のアルバムには俺なりの答えが詰まってる。

 

R&Bを愛するシンガーの顔と

ダンスに魅せられたエンターテイナーの顔

そのどちらも表現するために

 

俺は次の配信曲を2曲選んだ....

 

だから

50代半ばのKeith Sweatが今でも”キーススウェットらしく"いること

とても感銘を受けたしホッとした。

そんなアルバムだった。

 

他のアーティストのアルバムの事話すつもりが自分の話になっちゃった感はあるが

 

俺は音楽が大好きだからこんな人生送ってるわけで

 

だから辞めるとか引退とかはなく

 

俺も『生涯現役』でいたい。

心からそう思っている。

 

R&B好きにはもちろん、そうでない人にも聞いてもらいたいな。

爆  笑チョキ

 

『Love is....』『ACTIV8』情報解禁までもう少し

new songs info coming soon....