感動のサプライズ | HI-D オフィシャルブログ 「2 Da New Area」  Powered by アメブロ

感動のサプライズ

俺には恩師が何人かいる

一人は前にもココで話したかもしれない

FINLAND在住のアーティストMAX C

俺がFINLANDいた頃の写真

指の事故にあってから知り合ったんだけど

「指は無くてもこんなに踊れてるんだから自信持て!」

と背中を押してくれて

自身のグループ3RD NATIONのメンバーにもしてくれた恩師

今ではTimbalandのfeat.もやるほどのシンガーに


数日前にもFBでやりとりして

「あなたのおかげでココまでやってこれました」
と言った俺に
「実際がんばったのオマエだ。I'm proud of you」
と言ってくれた

MAX CことチャールスはHI-Dの名付け親

年の瀬に感傷的になっちゃうよ....しょぼん

この人抜きではもちろん俺のシンガー人生は無いのだが....

それ以前に

俺がダンスをするきっかけになった映画

それがコレ

『Breakin' (邦題「ブレイクダンス」)』

この映画があって俺はダンスを始めた

だからある意味本当のルーツ

この映画の主人公の一人

オゾン役のShabba-Doo
http://ameblo.jp/hi-dhi-d/entry-11965870113.html
でもアップした投稿の写真の人

まさにリビングレジェンドのダンサーだ

今も現役でメチャかっこいい

ロッキングダンスを作ったオリジナルロッカーズのメンバー

俳優、振付け師

としてストリートダンスに関わってるなら知らない人はいない

そんな伝説の男と知り合ったのはメジャーデビュー前

彼が日本人と結婚して青山でダンススタジオをやっていた頃

俺はインディーズでCDリリースしたばかり

イベントに行ったら背後にShabba-Dooがいたんだ

こんなチャンス二度と無いと思って話しかけた俺

それからは事務所に招いてもらって色々話したり

ちょっとした付き人みたいに撮影に運転手として同行したり

離婚してスタジオをたたんで本国に戻る時も

「俺はお前に送って欲しいんだ」って夜中に連絡がきて

他にもスタッフの人もいたのに

俺が成田まで送った

2人で空港に行った事は今でも鮮明におぼえてる

感傷的になり涙して「お前は日本の弟だ」と涙を拭いたハンカチを俺に手渡し

「俺の魂をお前に持ってて欲しい」と言って飛行機に

LAに戻ってからそれからしばらくして

「お前はいつ会いにきてくれるんだ?」とメール

「お金ないからそんなすぐには行けないっすよ」と当時の俺

「飛行機代ぐらいあんだろ?」と師匠

「それはありますけど....それだけじゃーねぇ。」とオレ

「ならチケットゲットしてとっとと飛行機に乗りやがれ!」

「あとは俺が面倒見てやる」

伝説の男にそこまで言われてNOと言う理由はどこにも無い

俺は速攻チケットを買ってLAに飛んだ

空港にはもちろんスーパースターが迎えにくるはずも無く

電話をかける俺

「すまんすまん、さすがに俺が空港に行く訳に行かないだろ?」

そりゃそうすよね....にひひ

時代を築きあげてきたセレブが俺ごときを迎えにくるはずが無い

指定された乗り合いバスに乗って指定された場所で降りた

そこはビバリーヒルズの高級ホテルのエントランス

ベンツがとまっててそこには伝説の男が両手を広げて待っていた

「良く来たな!」歓迎のハグ

感動に浸る間もなくビバリーヒルズのご自宅へ

プライベートゲートを通って家へ

家にあがるなり戸棚・冷蔵庫の中身や洗濯機の使い方を説明される

意味不明

一通り終わると「これでいちいち俺に許可得ずに自由にやれるよな」と

なんて人だ

この時点で泣きそうになる俺

「そのかわり毎日朝の掃除付き合え。いいか?」

「もちろんです!」そこから毎日伝説の男と朝の掃除から一緒だった

実際言ってた通り個人的なお土産代以外

ちょっとした買い物からなにからなにまで一銭も出させてもらえなかった

一度スーパーでビタミン剤買おうとしたら手を叩かれて

「お前なにしてんだ?俺といる間は払わせねえって言ったろ?」

ありえない事の連続

楽しい毎日だった

当時つきあってたダンサーの彼女と前妻の娘さんとご飯に行ったり

マジックジョンソンのジム行ったり

夢のような日々だった

それから俺は戻ってきてメジャーデビューし

師匠はアップダウンの激しいUSで色々あったのか音信不通に

伝説の大先輩に色々報告したかった俺はずっと機会を探してた

そしたら昨日フェイスブックのオフィシャルページがまた更新され始めているのを発見

すかさず「Do you still remember me?」と送ってみた

今朝起きたら返事が来てる!

なーーーーーーーーにーーーーーー!

メッセージ送ったらすぐに返信が来る

ココ数ヶ月の間

手術後休み休み時間を過ごしてきた俺には感動以外の何モノでもない

長々とFB上で話すのは悪いのでかいつまんで報告

俺ががんばっている事を喜んでくれた

面倒臭そうな感じは一切無く

「気にしないでもっと聞かせてくれよ」
「I'm proud of you (お前を誇りに思うよ)」

とありがたいお言葉に感動

泣きそうだ....

以前と変わらぬお言葉をいただく

身にあまる光栄

最後に個人の連絡先が送られてきた

ホントに....

なんて人だ

俺もこうゆう大きな人にならなきゃ

って思った
チョキ



ライネンモモットガンバラナキャ....