はい!今日も元気にやってます!!


どーも僕です(´>∀<`)ゝ


本日2本目はこちら


マイエンフェルトの23


個人的推しの母父ハービンジャー

いざ行かん!!!



父シルバーステート

母父ハービンジャー


全体像のインスピレーション


ちょっと小さいかな…

意図はわかるけど…初仔でこのサイズだと



先ずはお顔から

幼いね。

まったく余裕がなくて、たぶん正面から写真撮れなかったんだろう。

気象は悪いと思う。


首に関しても締まりがなく

バランスは整っているものの

こちらは余裕が大きすぎる




胸も作りはコンパクトで

厚みこそ 標準なものの

幅が薄く、サイズ感に問題がある


胸囲、体高共に小さく

馬体の締まりがないのでこれから大きくなってくるものの

サイズ感としてはそれでも小粒

420kg…までいくかな?


肩は良さそうな感じで

位置も高いし。

至る所に才能は感じるけど…


そのまま前肢のお話




脚の長さはあるのでこれから体高は増えていくだろう

でも大きくなるということは考えにくい


なので肺の容量などは平均的か、それ以外に落ち着くだろう


脚元への不安もあって

左は弓脚の気質あり

右は彎質傾向


バランスがとても悪く

その上腱がモヤモヤしている(紫)

まぁこれは枯れるまで時間かかるよ!ってことなだけなので

早期始動とかはまったく不可能

1つ勝機があるのは3歳夏の北海道

ここまでにある程度形になるか…

そこさえもやや不安。


お腹周りは現状の問題点はなく

腹袋もしっかりしていて

背中も綺麗

距離はある程度みた方が良さそう

追走には苦労するタイプだと見ている




トモは優秀な方だが

やや水ぼったいね

これは母父ハービンジャーの血かな

母父ハービンジャーは父ハービンジャーと同じで少し水っぽいトモに出ることが多い

だからエンジンの大きなシルバーステートを着けてやや固くしたかったのだと思うんだが

初仔という事、トモが水っぽい事を考えると全て裏目に出てしまった…という事だろう。


ただフレームとしてはかなり優秀

締まってきて大きくなって、枯れてきたら

かなりの脚力になる事だろう





骨量もこのサイズでは

これが精一杯だろう

豊富ではないものの

馬体のサイズ感、そして骨格を意識したら

十分にある方


ただ繋ぎも少し角度が緩やか

締まってきてほしいね


動きについては


質は思ったより上質

首の運動性は高く

しっかりと動かせており

全体運動のスタートとしてはかなり良い


その次に行く前に

馬体はかなり成長を見せていて

カタログでは見られない張り艶の向上

皮膚感の薄さ

ハキハキした体付きなど

かなりの上昇度


そしてこの場を借りて


自分が1番大切にしてる事をここでお話したいと思う




こちらはマイエンフェルトの23(例として出す)

赤点(馬体の真ん中辺り)を中心に

緑の斜線と青の斜線を引き


緑の斜線は頭から後脚の先

青の斜線は前脚の先から中臀筋


のイメージで書く

その各線(青と緑)の上の最高到達点 と最低ラインの幅をみています(要は黄色のラインの高さ)


そしてそれは赤点を中心に連動するので


何が言いたいか?というと 背中を中心とした 

この部分



つまりは

ステップワークの大きさ 背中の可動域を 中心に見ています



なんでここか?というと

背中の良さ というのはここの事を指す という持論からくるもので

馬のサイズが小さかろうと

馬体がどれだけ 寂しかろうと

柔らかろうと硬かろうと


ここの動きは 生涯変わらない ということから。


どれだけ素晴らしい馬体であってもここがダメなら買わないし

どれだけ貧相でも ここが素晴らしければ出資を考えます


大事な事です。


あえて 書いておきます!

またどこかで解説しますが 覚えておいてねd('∀'*)


戻ります


先程の解説でみると


マイエンフェルトの23は赤点で真っ二つに切って頭側は相当にポイントが高い

これは首の動きや肩関節の柔らかさが作用していて

十分すぎるほどの動き


この動きにお尻側を合わせると

飛節もしっかり伸びており

股関節の動きも上々


踏み込みが深く 力があって

こちらも動き自体は良く見える


ただここで筋肉の質に話を移すと




伸ばし切った所なんだけど
これは次の運動の為の動作で
黄色と緑を早く伸縮させなきゃいけない


するとこういう形になって
青と紫を使って黄色と緑を伸ばす運動へ切り替わる


するとこうなって

今度は赤を中心に青と紫を使って

黄色と緑を伸ばす運動へ変わる


わかるかな?


これが後ろの運動


この仔はそれが出来ていて

カタログや測尺などでは見えない部分


自分はこういう仔を進めたい

まだもっと良い馬がいるかもしれない


怪我のリスクさえも 抑えれるような仔がいるかもしれない


この仔の場合は 怪我もそうだし、成長が間に合わない危険も十分にある中で


カタログ写真からここまで印象が変わった仔として

しっかり考え、馬が取れないと思っている方に一般でも大きな可能性があると思い


オススメしたいと思う。