魂合わせでベース装備が外されないようにアップデートされた。ニャー
やっと気づいたか?
・・・誰だこんなことに神対応とか言ってるのは。
武器合成するたびテーブルから全部カバンに放り込まれて、その都度カバンを漁って取り出すとか無思慮にもほどがある。
このレベルのUIを無印から4年を費やし、ようやく改善とは。そしてその他の煩雑なUIは放置のままである。
それはさておき、前回の奈落獄・深部の続きを書く予定がSteamやPS5版発売と重なったので今回は初心者向け的な内容に。
わたしも今作から仁王をプレイした身なので、より親身なって伝えることができる。かもである。
仁王は覚えることがとてつもなく多いゲームなので、座学の時間が長い。ゲーム内の説明はあるようでないため、システムの理解はプレイヤーで努力しなければならず、そういう意味で敷居が高い。教える側もかなり骨が折れるゲームだ。
わたしは仁王プロではないので有志らのように上手くは書けないが、思いつく限り盲点になりそうなとこを拾っていきたい。
【メニューバー】
・スキル取得
ミッション報酬や武器や術の使用で獲得したスキルポイントを消費してスキルを取得する。
刀装備で気力アップなど常時発動スキルは優先して取りたいところだ。
ちなみにサムライスキルはミッション報酬ほかキャラクターのレベルアップに応じて獲得できる。
スキルの振り直しは修行場のロビーで△ボタン。個別にリセットが可能。
武技は産廃スキルが非常に多いので、そこは攻略サイトなどで情報を集めよう。
ただし初心者向けと言いながら初心者では作れない装備やスキル構成だったりするので、すべてが信用できるわけではない点に注意。
・称号
ただのトロフィー要素ではなく、ステータスアップに関係する。長くプレイするなら非常に重要な育成要素だ。
阿系、吽系ごとに条件を満たせば自動的にポイントが蓄積される。
ステータスは欲しい項目を選択していけば自然とそれらでループする流れになる。
・システム
→ゲーム設定
→モーションブラー
OFFにする。
モーションブラーは臨場感を演出するものだが、視認性が下がるので邪魔。
→メニュー設定
→アイテムショートカットのセット数
十字キー割り当てのアイテム欄を増やす。
4ページまで拡張可能だが、初心者は2ページのままが使いやすいだろう。ゲームに慣れたら必要になるはずなので覚えておこう。
【鍛冶屋】
・鍛造
装備やアイテムを生産する場所だが、装備に限ってはドロップ品が断然優秀なので、よほどの理由がない限り使う機会はないだろう。
一時期は鍛造でドロップ品より強い装備が作れたが、ゲームの趣旨に沿っていないという理由で修正された。
動画にはこういった古い情報も紛れているので注意。稼ぎ系の動画も然り、投稿時期を見て疑おう。
・魂合わせ
装備を合成して強化する場所。
スキルの頭に印のあるものを継承スキルと呼び、種類は白とオレンジがあり、白は上書きでオレンジは空欄に移植するもの。
妖属性武器は妖怪の魂代と合成も可能だ。
・改造
1週目の攻略では活用できない機能。
プラス値のついた武器と金工のタガネというアイテムが必要になる。
・売却、分解
複数選択は△ボタン押しっぱなしでスクロールすると自動選択になる。
【菴】
・戦支度
装備や術の設定を記録できる機能。
武技設定もセットで記録されてしまうので注意したい。
各属性装備などを用意した場合、武技設定の変更は個別に反映させる必要がある。
武技の戦支度は切り分けるべきなのだが・・・。
・構成管理
一度も使ったことがないし、使っているひとを見たことがないナゾの機能。
むしろ活用法を教えてプリーズ。
・模様替え
茶器の配置で獲得金や運のステータスを上げる。おまかせ配置で構わない。
仁王を長くプレイする場合に、周回を重ねるとお金が必要なくなったりするので、そのときに任意で触るていどだ。
【社】
・魂代計らい
妖怪を倒したときに得られる魂代を合成して強化したり処分してスキルポイントを得る場所。
処分=魂供養で常世の残思(画面右下ゲージ)が溜まっていき、一定値に達すると半妖スキルのポイントが得られる。
・憑けかえ
守護霊と妖怪の装備を変更する場所。
守護霊には主と副があり切り替えが可能。特殊効果は主にしているものだけ発動する。
待機状態でも特定効果のみ効果半減で発動。先頭に白いマークがついているものがその対象だ。
また猛(赤)・迅(青)・幻(紫)の属性があり、妖怪化時の容姿やアクションが異なる。
守護霊には3つまで妖怪の魂代をセットすることができ、セットできる容量が異なる。
妖怪には装着コストと妖怪技の消費コストがあり、装着コストが守護霊のセット容量に収まるように組み合わせる。
・その他
装備画面で戦支度が可能。
社を開いた状態でタッチパッドでメニューバーを展開し、装備を開いて△ボタンで戦支度を呼び出せる。
【隠者の茶室】
・茶器鑑定
ミッションで拾った茶器をガチャ開封。
ただまわりくどいシステム。
・勢力戦
ステータスアップに関係し、いずれかの勢力に所属してミッションをこなすことで階級とステータスアップ効果が上がっていく。
軽いオンライン要素も兼ねるが、気にしなくていい。ステータス効果だけを見て所属先を決めよう。
なお勢力の移籍は8時間ごとに1回可能だ。
【攻略】
・育成
使う武器と適正のあるステータスを上げていく。槍なら体、薙刀鎌なら呪など。
体・心・勇の基礎的なステータスについては以下。
体=体力。しっかり上げていく。
心=気力。余裕があれば振る。
勇=気力回復速度。かなり上げないと体感できない。陰陽術の結界符やアイテムの御神酒でも補えるので無視しても構わない。
使用武器と適正ステータスの折り合いがつかない場合もあるが、チグハグでも1週目の育成ではそこまで大きな影響はない。とりあえず体と武器適正のステータスを上げていけばいいだろう。
陰陽術は護身符や結界符、忍術なら身代わりの術は使えたほうが良いので、呪と忍のステータスも適度に上げていこう。
なおステータスの振り直しは六道輪廻の書で可能。
鍛冶屋で販売、隠世の茶室で交換のほかミッション報酬で手に入る。
・武器選択
好みで選べだなんて言葉は聞いてはならない。
このゲームも武器格差はかなりある。およその格付けは以下のとおりだ。
壊れ・・・仕込み棍
強い・・・手甲、大太刀、槍、薙刀鎌
普通・・・刀、二刀、旋棍、斧
弱い・・・鎖鎌、手斧
比較的初心者でも扱いやすい大太刀と薙刀鎌がオススメ。
特に薙刀鎌は呪のステータスで攻撃力が上がるので、陰陽術と相性がいい。呪のステータスだけで両立する薙刀鎌&陰陽術は育成のコスパに優れ、シンプルで初心者にうってつけの構成だ。
大太刀も薙刀鎌どちらも中段攻撃を軸に立ち回るだけで強い。
・防具
敏捷(回避性能)Bにした重装がベスト。あるいは中装で構成しよう。
敏捷Bの条件は装備重量70%以下。
初心者が挫折するケースのひとつが軽装だ。1週目でもヘタすれば2パンで沈むこともあるため、難度は高い。
重装の見た目がイヤという問題は形写しで解消できるので問題ない。
・守護霊
ストーリーの進行やサブミッションクリアで増えていく。
本来はキャラのビルドに合わせて選ぶものだけど、初心者は手にあるもので妥協するしかない。
ここで大事なのは迅の守護霊を選ぶこと。理由は後述の特殊カウンターで。
・妖怪技
魂代を取得しないと始まらず、運も絡む要素なので初心者向けに言えることは少ない。
まず最強は牛頭鬼。次いで火車。初心者には体力を回復できる火車のほうがいいだろう。入手は牛頭鬼のほうが早いと思うが、どちらにせよ運しだいだ。
序盤で手に入る魂代なら夜刀神が強力。
妖怪技は守護霊の猛・迅・幻と同一属性なら発動コスト減少ボーナスがつく。ただボーナスは小さいので無理に合わせる必要はない。
・妖怪化
変身。ゲームを進めるほど使わなくなっていくのだが、初心者には起死回生の一手となりうるので活用したい。
変身時間はとても短いので、あと少しで倒せそうなときに事故死を避けるため使うのがベスト。
・特殊カウンター
敵には赤技と呼ばれる赤いオーラを発する奥義があり、特殊カウンターはそれを潰してひるみを奪えるアクション。
これを決められるようになるとゲームの難度がグッと下がるので、初心者も習得すべきアクションだ。
そしてできるだけ迅カウンターを選択すること。
猛や幻のカウンターは停止発動するパリィなので失敗すると最悪はそれが敗因にもなる。
対して迅は無敵状態で突進し当たればカウンター確定、外しても無敵回避となるのだ。
武器の選択より迅カウンターを選択するかどうかでゲーム難度が変わると言っても過言でなく、それくらい迅が抜けて優秀である。
・残心
残心を行うことで気力消費を抑えたり回復速度を速めたりできる必須アクション。
攻撃後に発生する光の粒が残心の受付時間である。
慣れると粒のエフェクトで判断できるのだが、初心者は気力ゲージを見ながらでないと難しい。そうなると敵から目を離したスキに攻撃を受けたり回避が遅れてしまうことだろう。
このゲームで気力管理は絶体に避けて通れないので、こればかりは残心に慣れろとしか言いようがない。
残心をしなくてもいいというアドバイスもあるだろうが、動けなくなって落命するパターンは多い。
気力は体力に等しく重要である。
・勢力
所属は本多か豊臣が無難。
初心者は体力が回復する豊臣がいいだろう。
・その他
タッチパッド+オプションボタンでポーズがかかる。
だいたいのママが嫌なタイミングで話しかけてくるので重宝することだろう。
ザッと書き出したとはいえ、それでもチグハグな内容で恐縮。
攻略サイト見てもらえばわかるけど、まあ覚える要素が多いこと。
わたしもまわりにプレイしているひとがいなかったので四苦八苦したもんだ。
ゲーム内の解説もいい加減だったりロクな説明もせずほったらかしが多いのも問題。システムの把握でアクションを楽しむ前に疲れてしまう初心者もいると思うよ。
仁王は無印から足し算のリフォームしたみたいなことをやってきたのだろう。部屋を増やすまえに導線を整理するとかさ、妖怪化なんて必要ない要素だよ。鍛造だって息してない。
仁王はマジメにシステムのダイエットを考えよう。もっと削いでいこう。
途中でも触れたけど、今から始めるひとは攻略情報が氾濫しているので要注意。
特に動画関係はどれが生きてどれが死んでいる(修正された)情報か分別がつけづらいはず。投稿時期は要確認だ。
後発組はDLC全部入りで攻略情報も出揃っているのは有利だけど、玉石混交の中にいるんだよね。
生きてる情報でも自分の進行度じゃできない内容に食いついたりとか・・・。
とにかく座学を頑張ってください。