390、2025年11月15日   石の上にも三年

 

 

    11月7日(金)における右ふくらはぎ突発の原因はオーバーワークだろう。しかし、去年の失敗経験が生きていた? 無理をせず練習を中断したことが良かったみたいだ。痛みは三日後には、ほぼ消失した。

 

    11月10日(月)の予定はD練習。この日は動きが悪かった。右ふくらはぎのために、4日連続で満足な練習ができていないからか?  練習はやり過ぎても休み過ぎても、調子を崩すのだ。

 

     D練習はトータル7~8時間と長い。調子が悪い時は本当にしんどい。何度も投げ出したくなった。しかし、投げ出せば、ますます苦しくなるに決まっている。ふくらはぎは消失しても、まだ、ピンチを脱したわけでないのだ!

 

 

《このピンチを脱出するためには・・・》

 

 ① 自身に課したノルマをこなす。ケガをしない範囲で!

 ② 動きの出来が悪くてもいい。ケガをしなければ!

 ③ 辛い時は、マットにひっくり返る。心が戻ってくるまで!

 

 

 あぁ~~~、しんどいよー、辛いよー、嫌だよー、もうやめたいよ~~~。

 

 

 

 えぇーに、えぇーに、わしが聞いたるでよー。出しゃ―、出だしゃー。

 

 

 

 長丁場のD練習。何とか最終の重要課題までたどり着いた。それは「つり輪の懸垂引きあがり支持」だ。来年のマスターズ演技に取り入れるためには、もう1段階上にレベルアップする(補助で使用しているゴムバンドをはずす)必要がある技だ。

 

 私の場合、レベルアップ挑戦は体調と筋肉反応が良好な時を見計らって行う。しかし、この日は条件が整っていない。なのに、突然、挑戦しよう!と思った。

 

 

 

 わしが愚痴を聞いたるでよー、今日は大人しゅーしとりゃー。

 

 

 

 不甲斐ない己にしびれを切らしたんだろうなぁ・・・、たぶん。ポイントは把握している。気合を入れて、関係筋肉に気持ちを伝える。「南無三・・・」と神仏に祈り、心を整える。いざ!

 

 

 

 「ウォーーー、できたーーー!!!」

 

 

 

 おみゃーさんの行動・・・、よーわからんがね。

 

 

 

 最近、「疲れは錯覚だ!」なんて言葉に出会った。1日、7~8時間のてんこ盛り練習メニューをこなしていると、「そうなのかもしれない」と思う時がある。

 

  嬉しくて嬉しくて、涙が出てきた。「つり輪の懸垂引きあがり支持」は、2022年愛知県選手権シニア2部大会において演技できたが、その後、ケガ(肉離れ)によって、できなくなってしまった技だ。

 

 

 

 「石の上にも三年」だなも。それにしてもよー、おみゃーさんの行動???だぎゃー。

 

 

 

 

*つり輪:懸垂引きあがり支持(11月14日撮影)
 
 
 
 
   【紫色の文章は、亡き祖母の言葉として設定しています】