1月31日、両肩の手術をしてもらった病院を訪れた。ここでの最終診察は2020年2月7日だから三年ぶりだ。院内は変わっていた。
出入り口~受付~診察室の導線。案内は四桁番号で呼ばれる。名前じゃないので、ピンッと来ない。一番不安なのは、会計支払機だ。目ん玉キョロキョロ、頭クルクル、心臓ドキドキ、後ろに並ばれたりでもしたら、もうパニックだ。
世の中、変化が早過ぎてついていけない。大型スーパーのレジなんかは最早、恐怖だ。女房殿の付き添いがないと近づけない。
頭、使わなかんでよー、認知症予防にはええんじゃにゃー?
番号を呼ばれて診察室へ。「お久しぶりです」と私。先生、私のこと覚えていてくれていました。「左肩が痛いって、どんなですか?」と先生。「頑張り過ぎちゃいました。一年間、メッチャ頑張りました。一昨年と去年、試合に出ました」先生、わずかに驚き顔。それを見逃さなかった私(たぶん、ドヤ顔)。
「上、脱いで下さい」早速、診察が始まった。左肩にエコーを当て、内部を細かく視認。一緒に見る私、「腱板、切れてないだろうなぁ(心の不安声)」。先生は肩のあちこちを指で押して、痛みの程度を確認。腕を色んな方向に押して、強度確認。
診断結果は肉離れ。大きさは小指の先ぐらい。治癒まで6週間。薬は出ないとのこと。「離れた部分はくっつきますか?」と私。先生は、うなづいて「痛いことはやらないように。それから、治ってもゆっくりと。もともと百点じゃないから」とアドバイスをくれた。
体操競技は肩にもの凄い負担がかかるスポーツだ。散々痛めつけてきた。腱板断裂が進行していたであろうことにも気づかずに・・・、全ては己の無知、無警戒、無防備、慢心が招いた結果なのだ。
ほんで、これからどうしゃーす?「神様が意地悪しとる」みたゃーなこと、ぼやーとりゃーたがや。
えっ? ぼやき?・・・、あれは私の悪い癖。オッチョコチョイで小心者だから、誰かに甘えていないと己を保てない。神様なら許してもらえるかなぁ・・・、なーんちゃって。
”週5~6日練習 ”の継続記録が切れたのは、残念だけど、再手術は避けられた。あぁ、良かったー。まだ、体操がやれる!嬉しいよー。神様ありがとう。
おみゃーさんは、一生、緊箍児(きんこじ)(孫悟空の輪っか)締めとってもらわなかんわー。
練習メニューを見直して、再出発します。
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