調理師になろう!あなたの知らない日本料理

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料理発想のヒント、考え方、調理法、調理士の心得など料理人になるための色々な情報を発信していきます。

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写真 白鷹 料理長 今岡貴志

のまぬやつ弁当くふと花にあき

 

 

奈良時代では花の鑑賞は梅をさしていた

当時は遣唐使を介し中国との交易が盛んで

中国文化・物品が多く日本に伝わり

その中の1つに梅があった

香立つその花は珍重され人気となり

貴族たちの間で造園には梅を入れることが

定番となっていった

『万葉集』には桜を詠んだ歌は43首に対し

梅を詠んだ歌は110

 

平安時代になると梅と桜の人気が逆転する

894年に菅原道真が遣唐使を廃止したことで

日本独自の文化が発展していったともいわれ

平安初期に作成された『古今和歌集』には

梅を詠んだ歌は18首程度に対し

桜を詠んだ歌は70

ただ一般庶民が花見を楽しむようになるのは

江戸時代から

 

新しい元号「令和」の漢字2文字は

『万葉集』第5巻の中に歌われている

梅の花を歌った32首の序文に使われている

 

「梅花の歌三十二首并せて序

(あわせてじょ)」

「時に、初春の月(れいげつ)にして、

気淑く(き よく)

ぎ(かぜ やわらぎ)、

梅は鏡前の粉(こ)を披き(ひらき)、

蘭は珮後(はいご)の

香を薫す(かおらす)」

 

      

大草流包丁式

3月8日

廿日市市宮島町

大本山大聖院にて

 

2月28日恒例の

かなわ お料理講座(第4弾)ランチ会が

戸田総料理長のもと開催されました

料理の修行から包丁のお話

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