「どういうこと⁉終わりにするって⁉」
「だから、お前には飽きたんだよ、好きな女ができたんだ、じゃあな❗❗❗」
…そんな…今まで貴方一途だったのよ、
お願い、行かないで❗
…何処をどう歩いたか分からない……
…彼のことが頭から離れない……
何故⁉どうして⁉私が一体何をしたっていうの⁉
…捨てられたのだ……捨てられたのだ……
いっそのこと死んでしまいたい❗
……目の前に車が…………
……猛スピードで迫ってくる………
そのヘッドライトにあたしは引きずり込まれていった………
衝撃音が深夜に響いた………………
× × × × × × × × ×
………今日も貴方のところへ来たわ………
あらあら苦しそう、そうね、もう貴方は一生寝たきりの生活……
会社はクビ、彼女には捨てられ、今や医者にも手におえない不治の病………
あたしが呪いをかけたんだもの……
そう、あたしはこの世のものではないの…
…貴方があたしを捨てた「あの日」から…
…フフフフ……フフフフフフ……
……苦しい⁉苦しみなさい……
苦しむのよ……
苦しめ……
あたしを捨てた罰を受けなさい……
…………すぐには死なせない………
さぁ、今日も耳元で囁いてあげるわ……
「死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ねシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネ……………」
………フフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフ………………………
………フフフフフフフフフフフフ……