「ベラ」
妖怪人間じゃないですよ~
まだ独身で実家(神奈川県)にいた頃のこと。。。
私の母は文芸春秋と婦人公論を毎月買っていたので
私も一緒に読んでました。
時々「おっ!」と思える興味深いい話もあったりしたのですが、
その中でも「すごい!」と感動したのが、
ブルガリア政府公認の超能力者ベラ・コチェフスカさん来日レポートでした。
そのページを切り取って友人や職場の同僚に回した記憶がある。
(『ベラ・コチェフスカ』で検索してみたら文芸春秋1993年3月号だった)
その中でベラさんが、明日香の石舞台に来た時に
卑弥呼の意識が降りてきてベラさんに
いろいろ話をした内容も書いてありました。
細かい記憶があいまいなので書きませんね。
もし、文芸春秋が図書館にあったら借りてもう一度読んでみて
ブログに書くかもしれません。
ただ
●石舞台の辺りに卑弥呼が住んでいた
●明日香は歴史の記憶が折り重なった聖なる場所
●土足で踏み込んではいけない
というようなことを書いてあったことは覚えている。
もともと『明日香・飛鳥』という言葉に懐かしい響きを感じ
いつか行きたいところだったのが、
この話を聞いてさらに行ってみたくなったのでした。
(ベラさんのお話が事実かどうかは分かりませんけど
ただ単純に「面白い!」と思ったのよ)
20年近くたってようやく叶いました
そんなことがあったもので、
橘寺を出て突然の雨でびしょぬれになったのも
(よごれた心身の)浄化だと思えば
しょうがない⇒ありがたい
と思えるのでございました^^
石舞台に近づくにつれ晴れてきて、
衣服も乾いてきて助かった。
今まで回ってきた猿石・高松塚古墳
・鬼の俎板雪隠・亀石・橘寺は
平日だからなのかとってもすいていたのだけれど、
石舞台近辺はさすが有名スポット。
団体観光客や遠足などの人がたくさん。
その中には同じ市内の小学校の遠足バスも停まってた。
そうそう去年、小6の娘も遠足は飛鳥だったねえ。
雨の浄化も終わり
「さあ、いざ石舞台古墳へ!」
と言いたいところですが
時間も2時近くになっていたのでお腹ペコペコ。
レストランで古代米ランチをぱくぱく。
食欲に負けた
(こういう詰めの甘いところが往々にしてあるところが
難点だと自分で思う)
そして元気復活となったところで
「さあ、いざ石舞台古墳へ!」
近くに行っても柵に囲まれているので
外からは微妙に見えないのです。
入り口で料金を支払い中へ入るとやっと・・・
見えました!
壕に囲まれた中央にあの石造物がありました!
山を借景にとても大きな存在感。
ちょっとウルウルしてしまったよ。
(ベラさんの話を思い出して)
この辺りは土足で歩いたらいけなかったのかなとも思ってしまった。
ちょうどこの時は、あれだけいた観光客が全然いなくて
静かに眺めることができました。
↓大きさを比較する為、(気のよい)友達がバンザイ
蘇我馬子の墓と言われていますが、
古墳の石室ってこんなに大きいものなのでしょうか。
高松塚古墳の石室復元はもっと狭かったから。。。
↓帰ることにはまた人が増えて来ました。
ベラさんは石舞台古墳に隣接する芝生広場で
「ここに卑弥呼が住んでいた」
と言われたそう。
もうちょっと続く・・・
ベラ・コチェフスカさんは、昨年2月に他界されたそうです。
ご冥福をお祈りします。
最後まで読んでいただきまして
ありがとうございました(^∇^)
世界が平和でありますように