ベストアーティスト2025を見ながらこうして文字を打っているけど、正直言って――今夜はエモすぎる。(若者ぶって使ってます、この言葉)
まだ番組は放送中。でも、書かずにはいられないくらい、心が揺れてる。
とくにさっきの懐かしい曲コーナー。あれは反則。
「今、このタイミングでそれ歌う!?」って思った瞬間、完全に感情が引き戻された。
その中でも、大塚 愛。
あれはもう、言葉にできない。
音が流れた瞬間に空気が変わった。
テレビ越しなのに、“あの頃の部屋の空気”になる感じ。
20代〜30代の頃、何度も聞いた曲。
恋して、落ち込んで、仕事がうまくいかなくて、
でも未来だけは信じたくて、そんな日々に寄り添ってくれたあの歌。
それを今、この2025年に、本人が生歌で歌ってくれている。
もうそれだけで価値ある。
SNSを見るともう、同じ気持ちの人だらけ。
X(旧Twitter)は完全に“あの頃祭り”。
トレンドには
- 「大塚 愛」
- 「平成の名曲」
- 「懐かしい」
- 「青春が蘇った」
こんなワードがずらっと並んでる。
さらに、ORANGE RANGE、HYなど、当時聴いていたアーティストの名前がずらっと上がってきて、コメントも面白い。
「このラインナップ制作側わかりすぎ」
「平成勢、息してる??(歓喜)」
「同世代が全員泣かされにきてる番組」
……ほんとそれ。
制作側、確実に30代〜40代を狙ってきてる。と、言ってる私は50ジャスト。
そしてその狙い、完全に刺さってる。
今って配信サービスやショート動画が主流で、音楽を“通り過ぎる”時代だけど、今日だけは違う。
**「音楽が思い出を連れてくる日」**だ。
画面越しの歌が、昔の景色、匂い、部屋の家具、当時好きだった人の声、全部まとめて蘇らせてくる。
懐かしい曲って、“思い出の写真”よりも強烈に時間を戻す力がある。
そしてそれが今、テレビの生放送で起きている。
もちろん番組はまだ続いてる。
このあともきっと、予想外な企画やサプライズがあるだろう。
でももうひとつだけ言いたいことがある。
こういう音楽番組って、たぶんなくなっちゃダメなんだよ。
世代をつなぐ。
思い出を引き出す。
誰かの人生に寄り添い続けた歌が、また息を吹き返す。
そんな夜を作ってくれるのが、ベストアーティストみたいな番組だと思う。
まだ続きが楽しみだし、放送が終わったらまた書く。
たぶん、もっと語りたいことが増える。
でも今はひとつだけ。
ありがとう。青春、帰ってきた。