ミスチルの中でも心に残る曲はたくさんある。
「花」や「Tomorrow never knows」、
そして何より「終わりなき旅」。
この曲は、人生のテーマソングだと思っている。
“高ければ高い壁の方が登った時気持ちいいもんな”
あの一節を聴くたびに、どんな苦しい時でも前を向けた。
「Your Song」もいい。
あのアルバムの一曲目に流れたとき、
まるで「また立ち上がれ」と言われているような気がした。
そして Brand new planet
―「Soundtrack」に入っているあの世界観。
詩も曲も完璧で、人生のひとつのページをめくるような気持ちになる。
桜井さんの歌詞は、どちらかというと“男に向けた”メッセージが多い。
それがまた良くて、
「俺もまだやれる」「もう少し頑張ってみよう」
そう思わせてくれる。
◆止まっているようで、前に進んでいる
今はまだ、事故の後遺症もあってリハビリの途中。
正直、思うように身体は動かない。
けれど、不思議と焦りすぎてはいない。
なぜなら、心のどこかで「まだやれることがある」と信じているからだ。
たとえばこうして文章を書くこと。
教えること。
小さな仕事でも、誰かに感謝されること。
そして、自分の感じたことをブログに書くこと。
このブログが少しずつでも人に届いて、
「こんな生き方もあるんだ」と感じてもらえたら、それで十分だと思う。
あまり表には出さないけれど、
「努力が形になる瞬間」を信じている。
そうやってまた一歩、前に進んでいきたい。
◆夢の形
新しい夢は、“トラブルを解決して成功した”と思える日を迎えること。
誰かを助けることができて、自分も報われたと思える。
そんな日を、少しずつ目指している。
音楽が支えになり、仕事が生きる力になる。
そんな生き方をこれからも続けたい。
「お金を稼ぐことを諦めない」
〜Mr.Childrenが教えてくれた“続ける勇気”〜
リハビリの毎日は、思っていたより長い。
松葉杖を使うことも本格的ではなく、
腕と左足でのリハビリ。
けれど、それでも自分の中では“止まっていない”と信じている。
目に見える進歩がなくても、気持ちはちゃんと前を向いている。
そんなとき、背中を押してくれるのは、やっぱり音楽だった。(次回につづく)