116katsuビィクトリーのほんまです。
前回は、ジャミロクワイの初期大ヒット、「Virtual Insanity」を核に据えたブレイク期を振り返りました。今回はその後、彼らがどのように変化・挑戦し、最近の作品でどれだけ進化しているかを見ていきます。
1999年にはアルバム『Synkronized(シンクロナイズド)』をリリース。タイトルどおり、グルーヴと演奏が更に同期したような、緻密でダイナミックなサウンドが印象的でした。日本でもヒットし、「Synkronized」のタイトル曲を含めて、あなたが“かなりヒットした”と感じた通りの反響があったと記憶されます。
↑ジャミロクワイをレコードで聞くのもアリ?おそらくいいでしょう!
その後、2005年には『Dynamite(ダイナマイト)』を発表。こちらもファンク/ディスコ路線を核にしながら、更にポップでキャッチーな要素も加味され、聴きやすさと演奏の深さを両立していた作品です。
俺が「格安になった」と感じたのも(古くなってたけど)ちょうどこのあたりから過渡期だったのかもしれん?わかりません!
そして長いインターバルを経て、2017年には『Automaton(オートマトン)↑上』というアルバムで復活。エレクトロニックな音、未来感のあるビート、そして彼ららしいファンクのグルーヴが融合し、「あ、ジャミロクワイは進化していたんだ」という実感を多くのファンに与えました。
他にもいいのあります
これもいい曲
海外でも評価を受け、「世界にファンが多い」というあなたの認識はまさにその通りです。
音楽の魅力としては、ベースやホーンの生演奏がしっかりしていて、ジェイ・ケイの歌声も伸びやかで個性的。ライブを想像させるようなスタジオ臭くない息遣いのある演奏が、「聴き込む価値」を高めています。
ファンク・ディスコ好きにはたまらないし、入門としても「Virtual Insanity」~「Synkronized」~「Automaton」の流れは格好のルートです。
地域密着で学びと生活を支える「116katsuビィクトリー」のように、ジャミロクワイもまた“地に足を付けながらも上を目指し続けた”バンドだと感じます。
録音していたメタルテープ/MD時代をふと思い出しました。