今回はあの悲劇のギターヒーロー ランディローズについて、
語りたいと思う。
初めて聞いたのは、車中のラジオだった。(FENだったと思う)
まだ、オジーがサバスを辞めて、ソロになったばかりの頃。
ヴォーカルを聞いたとき、「あっオジーだ!」とは思ったが、
このギター・・、素晴しい!!
そう思った曲が「Idon`t know」だった・・。
早速、輸入盤でオジーの1stを買って聞いたが、
ウルトラぶっ飛び衝撃を受けた!
よく聞くと、ギターがすべてダブルトラック!!
ダブルトラックでレコーディングする難しさは、
僕はよくわかるので、再び衝撃を受けた。
聞けば、元クワイエットライオットのギタリスト・・。
クワイエットライオット?
昔、少し騒がれたあのアイドルグループ!?
当時はまったく注目していなかったグループだった。
それから、間もなくセカンドアルバムが発売になり、
このオジーのアルバムの2枚を聞くことが、
当時の僕の日課になった。
ところがしばらくした頃、友人が「ランディー・ローズが
死んだよ!」と電話を掛けて来た。
えー、まだ確か25歳位のはず。
当時はミュージシャンが亡くなるのは「クスリ」が
一般的でしたので、そんなことはないと思った。
ところが、聞けばセスナ機の事故!!
そう「事故死」だったのである・・。
その日は、友人と集まり、ファミレスでランディーの
事を語り明かしたことを覚えています。
短い、活動期間だったが、30年経った今でも、
HM界にはランディー神話は生き続けている。
ところで、ランディに関して一般的に言われている事と、
僕の見解で違うところがあり、それをお話したい。
①一般的にはランディは、
「オジーのバンドに加入したあたり
から凄くなったきた」と言われている。
僕は「違う」と言いたい!
ランディはクワイエットライオットの頃から、
オジーのバンドの時と同等の実力があった!
根拠・・・
クワイエットライオットのデビューした時の
キャッチフレーズはなんと「KISSの弟分バンド!」
そのような立場のバンドにいた時にオジーのバンドの
時のようなプレイができるはずがない。
実際、クワイエットライオットとオジーバンドでは、
サウンドやフレーズが違い過ぎるが、こういったことは
レコーディングの環境で大きく変わる。
僕も何度も経験している。
僕はクワイエットライオットのライブ音源を何本か
聴いたことがあるが、ランディは、一人だけのソロタイムの
ときになんと「クレイジートレイン」のイントロ部や、
その他の1STアルバムのソロのフレーズをここぞとばかりに
弾きまくっている。
そのサウンドやフレーズはオジーの
バンド時代とほとんど同等!
恐らくクワイエットライオットでは
「本来の自分自身のフレーズ」は
あまり使われなかったので、
ソロタイム時にフラストレーションを
炸裂させたものだと思われる。
②オジーはオーディションの時、
ランディーを凄いと思った。
これも違うと思う。
オジーは世間で「ランディは凄い!」と
言われるようになってから、
ランディの凄さに気づいたのでは
ないだろうか?
オジーがランディを自分のバンドのギタリストに
採用した理由として、当時、オジーは自分のバンドで
「曲を提供してくれるギタリスト」を探していたと思われる。
ランディはクワイエットライオット時に「一人だけの
ソロタイム」時に使ってたリフを聞かせて、
オジーはそれを気に入ったのだと思う。
さらに言えば、ブラックサバス時代に相当の苦労を
していたので「性格がいい」というところも気に入った
大きな理由かと思う。
もちろんルックスもいい・・
オジーは、ランディが加入して
しばらくしてから「自分が思っていた
よりはるかに凄いプレイヤー」だと
認識したと思われる。
最後に、アルバムのプロデューサー
である、マックス・ノーマンの音作りが、
ランディーのソロをより劇的にしている!

