ジクトル®テープ↓
副次的薬理試験として、
ラットの胃粘膜に対する障害作用を評価したそうです。
ジクトル®テープでは、
疑似投与と比べて、
潰瘍長径の総和に有意差が認められなかった
ジクロフェナクナトリウム経口投与では、
疑似投与と比べて、
潰瘍長径の総和が有意に増大した
という結果です。
但し、何れもラット絶食下での投与。
ジクロフェナク錠の添付文書(↓)には、
空腹時の投与は避けさせることが望ましい。
と書かれてあるので、
実際の臨床現場で絶食下の投与とするのは難しく、
食後投与をモデルとした薬理試験だったら、
結果は少し異なっていたかもしれません。