アセトアミノフェンの高齢者用量 | 病棟薬剤師&DIやん

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日本老年医学会の「高齢者の安全な薬物療法ガイドライン2015」

では、

NSAIDsが特に慎重な投与を要する薬剤に入っていて、

アセトアミノフェンも

「NSAIDsには含まれていないが」

「使用量は最小限に留めるべきである」

とされている。

 

アセトアミノフェンの高齢者に対する至適用量はどれくらいでしょうか?

によると、

高齢者は、若年者に比べて、

分布容積の低下

クリアランスの低下

があるが、至適用量については不明、

とのことでした。