みなさん、こんにちは。
先日、ご訪問下さった方々、ありがとうございます。
今日は、休みなので、この時間に投稿です。
今日は、1991年 F1GPについて、書きたいと思います。
1991年は、前年同様に、
アイルトン・セナ VS アラン・プロスト
マクラーレン ホンダ VS フェラーリ
上記の対決になると、開幕前はたくさんの方々が予想されていました。
しかし、いざ開幕してみると、あらビックリ❗️
アラン・プロスト駆るフェラーリが絶不調。
結局は、この年1勝もできませんでした。
代わりに、アイルトン・セナの駆るマクラーレン ホンダの強敵になったのが、ウイリアムズ ルノー駆るナイジェル・マンセルとリカルド・パトレーゼ。
ホンダは、この年からエンジンをV型10気筒からV型12気筒に変更。さすが、ホンダ。ホンダパワーとマクラーレンの新しいシャシーのお陰で、開幕5連勝。
ただ、この開幕5戦では、ウイリアムズ ルノーが、マクラーレンに対抗できるだけの強さを身に付けていたのも忘れてはいけません。
ウイリアムズは、僕が今までのレーシングカーの中で、一番お気に入りのシャシーである、FW14の空力マシンと、軽量で、ホンダエンジンにも劣らないパワーをみせたルノーエンジンとのマッチングがとても良かった。
ただ、この年から採用したセミオートマチックトランスミッションが、開幕5戦でトラブル続出。そのため勝てなかった。
このトラブルが解消された6戦目以降は、絶好調。セナが勝てないレースが多くなってきました。
80年代から続いた、エンジンがよければ勝てる。といった時代からマシンバランスがものをいう時代への変換期に入った年でした。
結局は、ナイジェル・マンセルの猛追を振り切り、アイルトン・セナが年間チャンピオンに。
コンストラクチャーは、マクラーレン ホンダが、ウイリアムズ ルノーの猛追を振り切り、チャンピオンになりました。
80年代は、ホンダエンジンを搭載したチームの圧倒的に強かった。
が、この年から、ルノーエンジンの時代への変換期でもありました。
また、セミオートマが、主流になり始めた時代でもあります。いわゆる、ハイテク化の始まりです。
忘れてはならないのが、この年から、
ミハエル・シューマッハがデビュー。デビュー戦からとんでもない速さを見せましたね。
また、日本人ドライバーのパイオニアである、中嶋悟選手の引退。
まとめると、1991年は、現在のF1への過渡期です。
本当に観てて、楽しかった時代でした。