我が家が「中学受験」に取り組みを始めたきっかけの前に、
私の中学受験のイメージを書いておきます。
元々、私が以前に勤めていた会社には、
【開成→東大】や【灘→東大】などの派閥があり、
中学受験組は卒業とともに仲間と一緒にトップ大学に上がってきているようでした。
さらに、そのまま就職でも同じ会社に来る「THE・エリート集団」のイメージで、
中高大と「公立→私立→私立」のルートを通ってきた私にとっては、
中高の友達など同じ会社にはまったくいませんでした。
そういった状況だったので、彼らの集団を「かなり遠い存在」と思っていました
私の同期は300名程度でしたが、その中で【麻布→東大】の同期がいました。
彼は、他の人たちとは異なり、
「もっと枠をとっぱらって発想しようよ!」
「せっかくやるなら思いっきり楽しんでいこうぜ!」と、
仕事の進め方も他の人とはかなり異なっていました。
兎に角、一緒に働いていて楽しいやつだなーと感じさせてくれる人でした
その彼に、「いつからそんな発想で生きてんの?」と
飲みの席で笑いながら聞いたところ、
「麻布で鍛えられたかなー?
俺なんかより、めちゃくちゃ面白い人がいっぱいいるからさー!」と言われました。
「いつか自分にも子供が出来たら、
こういう自由な発想で面白い集団の中で中高生活を送って欲しいな」と
彼の話を聞きながら感じたことを覚えています。
その思いを感じてから、10年近く経った、2021年1月にある出来事が起きます。
ー続くー