数日、

夜は10時には眠り、
朝も7時まで、(今日は8時半)
一度も目覚めず眠ることが得意になっています。
今年に入ってからずっと
睡眠も短く、
よく楽しくなったり悲しくなったり
よく食べ、ことばもよく放出して、
家事もていねいにしたり
敏感な時期が続いていたので、
先週あたりから感覚が
鈍感な時期が来た感じがしています。
よく寝て、食欲もそこまでなく、
ぼうっとテレビを見たり、
家事も少し雑になっています。

(いつもの花屋さんさんじゃなく道すがらの花屋さんで。)
しかし。思えば、
1年のうちの大半を「敏感な時期」が占めているから
むしろこういう「鈍感な時期が」は
ありがたい時期と受けとめています。
人混みや賑やかな場所が苦手な私も
「鈍感な時期」は平気になったりするので、
よく出かけることができたりして。
あー、
普通の人(バランスのよい人)は
こんな風に、街を人混みを楽しんでいるんだなー、
とか思いながら涼しい顔で溶け込んでいます。
感覚をドアを開けたり閉めたりするように
意識的にすることができたら
便利だろうな。
そんなある日、
人混みをすり抜けて、入った住宅地を
ずんずん歩いていると、
自転車に乗った女の子が二人、
私の前で停止した。
一人の女の子がもう一人の女の子に
「ここで待っておれ!よいな!」と言い放ち、
自転車を放り投げ、家に入って行った。
私は側の駐車場にとめた車に乗って、
窓を開け、
スマホを眺めるふりをしながら
様子を見守った。(盗み見た)
少しすると女の子は
「褒美じゃ!受けとるがよい!」と
得意顔でアイスを持って現れ、
受け取った女の子は
「恐悦至極にございます!」と言い、
ふたりで寄り添って
きゃっきゃとアイスを食べ始めた。
なんだか、
ほっとしたような
仲間に入れてほしいような
大人と子どもの気持ちが同時に現れて、
切なさを感じながら
車を走らせました。
幼い頃は、知らないことがたくさんあって
何もかもが楽しかったり、悲しかったり、怖かったり、
新鮮だったことが、
大人になるにつれて何もかもに
それを感じれなくなってくるけど、
大人だって、子どもだって、
同じ毎日を真剣に生きていて、
どちらも大切なことを教えてくれるから、
訳知り顔の知ったかぶりの大人にならず、
「時代劇ごっこ」の少女たちから
なくしかけた曇りなき目や心を
盗もうと思いました。
そんな帰りみち立ち寄ったスーパーで、
「お菓子がほしい!」
とひっくり返って泣き叫ぶ女の子を
目の当たりにして、
この子から丸ごと盗みたい、
そんな気持ちになったのでした。

