こころとは
頭にあり
この胸にもあり
指先にもある
電気信号が起こす
小さな火花で
喜ぶときも
悲しむときも
憂うときでさえ
この身体に燃える
小さな灯火
時の波が
どれほど私を洗おうとも
私は
変わることなく
何を失おうと
何を得ようと
苦しもうと
喜ぼうと
私は
変わらなかった
正しいと
思うからではなく
変わらないことを
望んでいるわけでもなく
ただ
曲げることのできない
形のない何か
見えないのに
そこに在るとわかる
そんな何かが
変わることを拒んでいるだけで
それは
誰の心にもある
小さな灯火で
単なる電気信号に過ぎず
頑固にして傲慢で
時に狭く
時に脆く
ありふれた言葉では
こころと呼ぶもの
HHH
2016/12/29
一年の終わりに