炎のような
夕焼けの中に
足を踏み入れる
その身を赤く
紅く焦がして
一歩を踏み出すあなた
その先の一歩が
滲んだ視界を
少しだけ広げる
あなたは
進みゆく
森を撫でる
風のように
あなたは
進みゆく
今日と明日との
境界線を超えて
晴れの日も
雨の日も
嵐の日も
この世界を愛しているように
嬉しいときも
悲しいときも
苦しいときも
あなたを愛している
それは信仰のように
確立されるためのものではなく
この身体で感じた世界を
受け入れるかのように
どんなときも
あなたを愛している
いつか
僕の愛は試されるだろう
涙は枯れ果て
心は崩折れるだろう
揺らがないものなどなく
不滅のものなどないと
知れば
知るほどに
愛は
勝利の凱歌ではなく
誰もが
心で口ずさむ何かであって
そして 愛は
宝物などではなく
僕らが持つことのできる
最後の荷物なのだろう
夜が街を包み
辺りには静けさが広がる
くたびれた僕らは
そっと 瞳を閉じる
Good night
Sweet dreams
and
see you tomorrow.