『みんなでお茶を』 第64話 | ヽ(´∇`)ノ日和♪

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名もない林の中に


そのお店はあった。


都会の喧騒から


少し離れた林の中。


リチャード・ヘンダーソンと


シェルドン・クーパーは


厨房のオーブンの前で


マカロンの生地が焼きあがるのを


待っていた。



「お前はこんな所で遊んでいていいのか?」



シェルドンがリチャードに問いかける。


リチャードは鼻で笑った。



「僕の店は優秀なスタッフが揃っている。


こんな小さな店といっしょにするな。


・・・僕には・・・


足りないものがある・・・」



「・・・・・・」



「それが見つかるまでは


作りたい場所で


作りたいものを作る」



「勝手にしろ。


マカロンには


ガナッシュとクリームを挟むぞ。」



「?


ジャムはどうした?」



「ジャムなぞ僕のマカロンには挟めない。」



リチャードが激昂する。



「ジャムのないマカロンだって!?


そんなものを子供たちに食べさせる気か!?」



「いい加減にしろ。


僕のマカロンだ。」



「いや!


僕のマカロンだ!!」



階上のカウンターの奥では


その壮絶なやり取りを聞いて


アリスとレナードが怯えていた。





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