『みんなでお茶を』 第60話 | ヽ(´∇`)ノ日和♪

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名もない林の中に


そのお店はあった。


都会の喧騒から


少し離れた林の中。



リチャード・ヘンダーソンは


シェルドン・クーパーを


自分の店にスカウトするために


何度もこの店を訪れて


懇願を重ねた。


もうかれこれ


一週間以上、店の前で


立ち尽くす日々を送っている。


肝心のシェルドンは


無関心を決め込んでいる。



「あの執念は、


見習うべきものがあるな・・・」



カウンターでお茶を淹れていた


レナード・ホフスタッターが


アリス・ペンドルトンに呟いた。



「同情なんかしちゃダメよ!


あいつはサイテーなんだから!!」



「まあ、そうかもしれないけどね・・・


本当に職人ならば通じ合うものが


ある気がするんだけど・・・」



その時、厨房の扉が開き


シェルドンが表に出て行った。


リチャードは心から喜び


跪いて懇願した。



「ああ!


シェルドン・クーパーさん!!


とうとうその心の扉を開いてくださったのですね!!!」



「ああ。


いつまでも


そんな所に突っ立っているなら


僕を手伝え。」



そう言って


シェルドンは


リチャードを


車に放り込んだ。




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