ジェイムズ・ジョイス(1882-1941)は アイルランドの作家です♪
僕の大好きな小説家ですね♪
以下は、彼が描いたクリスマスの食卓の情景です♪
「一羽の肥った狐いろをした鵞鳥がテーブルの一端にあり、また他の一端には、
パセリの小枝を散らした折った紙の床に、
外皮を取ってパンくずをふりかけた大きなハムがおかれ、
その脛のまわりには小ぎれいな紙のひだ飾りがついていて、
またその横にはこしょうをかけた牛の枝肉があった。
これらの相対する両端のあいだには、添え品の皿がずらりと並列していた
―― 赤と黄の、ゼリーの二つの寺院、ブランマンジェと紅いジャムのかたまりでいっぱいの浅い皿、
紫の干しぶどうの房と皮をむいたはたんきょうをのせた茎状の柄がついている、
大きな緑いろの葉の形をした皿、
いちじくを立体矩形にして盛ったそれと対の皿、
すりつぶした肉ずくを上にふったカスタードの皿。
金や銀の紙に包んだチョコレートやボンボンのいっぱいはいった鉢、
それから何本かの長いセロリの茎を挿したガラスの花瓶。
テーブルの中央には、オレンジとリンゴのピラミッドを高くささえ上げた果物台の哨兵として、
二本の切子ガラスのずんぐりした古風なデキャンターが立って、
一つにはポルトぶどう酒、もう一つにはシェリー酒が入っていた」
ダブリン市民より
この物語の主人公、ガブリエルは食卓の上座に着席して思います♪
「うんとご馳走のある食卓の上座にいることほど好ましいことはない」 と♪
同感です♪