叔母が入院…
父より3歳下だから、確かまもなく96歳。
浮腫ができ、食べなくなったそうだ。
夜間の職員さんが怖がっている…と。
病院玄関で見た限りは落ち着いていて、
気持ち良かったーなどと意味不明な事を口走った。
今は何もわからず施設で全介助。
私より職員さんの方が、彼女とは家族だ。
でも法律で線引きされていて、
こうして介護→医療へカバーが移る度に、
私が呼ばれて書類に何枚もサインする。
その度にそばに居る長年寄り添ってくださっているナースさんとケアマネさんに、
えーーと、生年月日はいつでした?
えっとホームの住所は?と聞きつつ同意書を書いて行く。
情けない身元引き受け人だ。
何かの際の入室許可は一名にしか出ない。
それに私の名前。
いや、それ、このナースさんでしょ…と言いたい。
緊急連絡一番は姪さんで…
イヤイヤ私じゃー何もできません。ホームが…
これも却下。
もちろん最近の身体的状況の変化、食事、全部ナースさんが答え、私はそれを黙って聞くだけ。
頭下がります。本当に…
時節柄、介護現場は大変なのに。
この病院へは一体何回お世話になり、生還させていただいたことか…
この世相の中、よく受け取ってくださったなと
こちらにも
頭が下がる。
「毎度!」と言う感じですね
とおどけて院長先生が入って来られ、
ツーカーの、施設のナースさんとケアマネさんが、
いつもお世話になってありがとうございます🙇♀️
ここに来たら落ち着きました。来たかったんじゃないでしょうか…前もでしたねと、
深々頭を下げてくださった。
赤の他人のために頭を下げられるなんて、すごいなぁ。
院長先生、
いいんですよ。そう言う時期だったんですよ。
また「ご飯足らん…」なんて言うようになったらご相談させていただきますね。こちらが預かっていただいているので…
と、お互い労りあいながら、ニコニコ。
今は医療センターも三病棟閉鎖してるし、救急車でも運べないから、
早くワクチン打って、介護職員さんまで打ってしまえたらいいですね。そしたら一安心ですよと、
そんな、介護施設への優しい言葉が聞かれました。