暇だったので、ボーッとテレビを見ていた。

ある芸人さんの言葉で、ハッとした。

色んな事があって、ケンカもして、もう別れよう(コンビ漫才のコンビ解消のこと)
と思うときに限って賞をいただく。神さんがまだやれと言うてるなと…

もちろん、彼が口にする神さんは、真の神のことではない。
しかし、私はハッとした。

馬車馬のごとく、また掃除ロボットみたいに働かないと生きられない。
それが私の人生。
他の人とは違うんだ。

クタクタヨレヨレで、教会でも朝からずっと、1分としてゆとりなく作業し続けて、やっと時間に間に合わせて受けた試験があった。

私には、とにかく時間の制約がある。
帰りの電車に間に合うよう作業を完結させないといけない。
私には、日曜1日だけしか教会の奉仕に使える時間はない。
最終電車に乗り遅れないように一週間分の奉仕を1日で完結させる。

試験より、そちらが大問題だった。

テキストは持っていても、ちらりとも開く時間なんかなかった。
ハッハッ😓と必死で作業する私の周り、あちこちでみなやはりテキストを開いていた。

こんな人生にこの試験は要らない!
できれば、その時間を作業に使いたかった。

やっと試験場所に座った時は、すでに力尽き気力も尽き、全てがどうでも良くなっていた。

高慢な思いが湧いた。

フン…またこんな問題か…

できるわけないじゃん。こんな謎かけみたいなの。と。


その試験が返された。
ビックリする合格点だった。

私が神さまなら、
赤点どころかマイナス何点だ。
まずもって内側で、すでに試験放棄していたし、悪態をついていたから。

真の神、聖なる神は、あわれみに満ち、
罪の増し加わるところに恵みを増し加えてくださる。
体が震えた。
主を恐れた。

今はわからない。でも何か意味があるのだ。

職場でも、下の下の扱いだ。
掃除ロボットだ。
まあいい。それでもしがみつかないと生きられない。
耐える。耐えろ。
そんな日々だ。

なのに、面白いことに、クラス主任から個人的に相談を受けた。
だれにも受け取ってもらえない彼女の苦悶をただ聞いた。

自分の意図を汲みとって動いてくれるのは、私だけだと言われ、エッ⁉️と驚いた。
だから新人さんの指導は任せた…と。
上からも、私に任せておけ。何も言うなと言われた…と。

エッ⁉️私⁉️
でしかない。