昨日はさすがにハードだった。

出勤するとすぐ、一人の子が咳で目を覚まして
泣き始め、泣き止まず、
抱いて連れ出し落ち着かせてラックで眠らせた、
かと思ったら、別の子が泣き出して、
一人の職員が寝つけようと戦いに入った。
彼女はお便り帳を書かないといけないので、
こういう場合、全部私がカバーしないといけない。
代わると即静かに眠り始め、
私も掃除を始めた、と、
一番厄介な子が頭を上げた。

ギャン泣きする子。
かんしゃくを破裂させ泣き叫ぶ子で、
次々に他の子が目を覚ます。

即抱いて連れ出した。
すでに一歳になっているので重い。
当然泣き止むとは期待しない。
ただ、このかんしゃくを鎮めて、静かにさえなってくれたら…

すると、気づいた、ウンチの匂い…

だけど、この状態でお尻の処理などしようものなら
凄いことになる。
まるで虐待されたかのようなかんしゃく玉が破裂する。

しばらく抱いて落ち着いてから、
「お部屋行こうか。エーンって言わないよ。◯◯ちゃん、ネンネしてるからね。」と話しかけると、
何と、コックリうなづいた。

部屋に行く途中クラス主任に出会ったので、
ウンチが出て目が覚めたことを告げると、
「そしたらセンセーイ😠」

早く替えんかい!とばかりの反応だった。

あの状態で替えれるかい!とカチンときた。

お尻を綺麗にしたあと、その子は、
クラス主任の厳しい対応下に…
とうとうギャン泣き増長させてオヤツになった。

午睡後の排泄とオヤツ準備の時も、
私のカバーの仕方がズレている!
こっちじゃなくてあっち…

昨日も同じような事を言われた。

あなたが私の立場で同じ状況下でやってみろ!
と言いたかったが丸呑みした。

その立場、その状況下の仕事を、神は、あえて私に許しておられる。
私に託された分だ。

彼女には託されてはいない。
「あんたやってみろ」とは言えない。
自分の十字架は自分が負う。
彼女には彼女が負うべき別のものがある。

オヤツ介助についたら、一人飲んでない、食べてない子がいた。
その子は難しい子で、4月はスポイドで飲ませても、嫌がっていた。
座ってみな哺乳瓶で飲むのだが、
その子は飲まない。
どうせ飲まないと思われてしまった。

その子のところに行き、
乳首を外して瓶をコップのようにして口に持って行くと、何と飲んだ。
二口目も、
すると、近くに居た一番若い職員が、
まだ一年ちょいしか保育に関わってない子が、
「いいです。私がオヤツを浸して食べせようとしてますから!」と遮った。

何十年か前の私とオンナジ。
私も、ずっと年上の臨時の職員の方にこんな態度を取った。
今思えば何と愚か。
彼女はニコニコ、反抗期の娘に対するおかあさんのように優しく受け取ってくれた。

自分が良いと思う方法
自分の達成感を通す。
自分の仕事の成功を目指す。

あなたのチャレンジは結構。

でも、保育は一人の仕事じゃない。

色んな職員が子供に関わることが子供の生育には大切。

私頑張るから!ではできない仕事。

以前、私はこういう場合黙ってなかった。
ここに書いたことを、非常に強い口調で相手に教えた。
教会での私はそうだった。

教会での私はまるで違う人。と見られている。

でもここでは、
百言いたいことがあっても
百飲み込む。

お腹の中では
あんたら、調子に乗るんじゃない!と思うのだが。

前に保育園を辞めた理由は、それだった。

こうやって、若い保育士が、
最初は、「先生教えてください」なんて言っていても、だんだん自信がつき、生意気になり、
ずっとパートの私を見下すようになって行くから。

あなたの側からはそんな見方考え方が正しいのでしょうけど、
反対からみたら、これはどうなの?
と言いたいことが山ほどあった。
今もある。

前はそれで辞めた。
神さまから再挑戦を命じられたかなと感じているから、
この中で自分が主から求められている分を全うする。

でも、私も業務上言わなければならないことがある。
すべてわかっていると自信に満ちた子に。

前みたいに、思ったときに即!言うことがなくなった。それで効果がある場合はほぼほぼないから。

主のタイミングが訪れないなら言わない。
そのタイミングを待っている。

それにしても、
同じ人間なのに、全く違う私がいる。

訓練と思って耐え忍びなさい。
神は、あなたがたを子として扱っておられるのです。
父が懲らしめることをしない子がいるでしょうか。

聖書
ヘブル人への手紙12:7