薬が効いたのはその時だけだった
一日中息苦しい日
昼間は落ち着いているが夜になると
息苦しくなる日
この頃の息子④は
息苦しさが酷くなると
パニックを起こしていた
なので
夜な夜なドライブに出る🚙
「もう、やだ」
「苦しすぎる」
「どーすればいい」
などと言っている息子を
宥めながら運転するわたし
右手にハンドル
左手には彼の手
そんな時もあった
暫く走って落ち着いてくると眠る時もあった
赤ちゃんが車に乗ると寝てしまうのと同じ感じだった
赤ちゃんなら寝たまま抱っこして家の中へ連れて行けるが、16歳の彼を
そうすることは出来なかった
家に戻ると起こして
そして寝る
起こした時にまた息苦しくなることもあった
何がいけない?
わたしがこんな風に生んでしまった
申し訳ない
そんなことを思いながら
泣きながら運転したこともあった
学校では出席時数が足りなくなると
先生が何度も電話を寄越した
「行かない」
のではなく
「行けないのだ」
診断書も書いてもらえ
学校へ提出した
そんなことより、今のこの状態が良くなるようにと只々願うばかりだった