原戸籍
 
 
かいせいげんこせき、または、かいせいはらこせき・・・と読む
 
めったにお目にかかることは無い物だと思いますが、
 
爺さんの名前から始まって、父の出世から亡くなり除籍となるまでの全てが記された戸籍。
 
 
遺産分割協議書ってのを作るのに必要らしく、うちの税理士の先生から取ってくるように言われた書類の一つ。
 
 
 
そう言えば、生前「わしの爺さんの戸籍がややこしいんや(笑)」と聞かされた事がある。
 
当時の事やから、間違いとかもあったのかも知れないし、
 
その時は事情が分かってるから納得してたことも、時間が経って後から遡って見ると
 
まったく意味がわからんこともある。
 
 
 
五男やと思ってたうちの親父が戸籍の上では六男になってたり(死産は戸籍に載らんらしいから、それをカウントしてる風でもない)し、
 
長女やと思ってた叔母が実は次女やったり(ま、ここはうちの母も知ってた話らしいけど)。
 
 
 
その代わり、ボクの爺さんがなんでか「五男」となってて、『え?うちの爺さんは親父の兄貴?😅」
 
で、その隣に「長男」と書かれてて
 
上の記述を見ると、なにやら神戸地裁のなんちゃらで訂正されたとかなんとか。
 
 
 
爺さんの両親の欄には男二名、女三名の名が並んでて、なるほどこれやな、
 
「ややこしい」と言うてたのは!って
 
 
確かに、この戸籍で、「ややこしい部分」はわかったけど、その理由がわからん始末。
 
 
 
 
明治や大正時代の話やから、そんなもんかも?とは思いつつ色んな妄想が膨らむ。
 
 
しかし、こんな古い文書をちゃんと残してくれてる日本の行政って素晴らしいな。