ペダステは今回で何作目になるのだろう。
毎回心底面白いと思わせてくれるシリーズですが、これだけ続いてて「毎回」ってすごすぎる。キャストもそれなりに交代してきているのに。
今回は2年目インターハイの2日目。
前作ヒートアップがめちゃくちゃ良くて、
今回も各方面から大絶賛だったのでそれなりに期待をして行きました。
率直な感想としては、
やっぱりペダステは素晴らしい!
ということに尽きる。
演出も確立されてきてはいるものの、毎回目新しい変化もあって新鮮さもある。
例えば今回の、舞台上の一点に照明を落とす演出は、あるようでなかった。戦いの緊迫感も出ていて良い。
そして画面の切り取り方もめちゃくちゃ綺麗だった。舞台なのに、どの場面を切り取っても「画面」が美しかった。配置とか照明とか、
いつもカメラワークは素晴らしいのだけど、今回はそれでも群を抜いて綺麗だったな。
3次元なのにちゃんと「画面」があったように感じる。
キャストはもう職人の域。ペダリングも素晴らしい、キャラのつかみ方もそれぞれがとても良いし、新メンバーキャストも、よくぞ探してきてくれた…!と思うほど。
真波役の杉山真宏くん。ジュノンの子、という認識だけだったけど、植田真波、谷水真波のまさに良いとこ取りをしたような真波でびっくりしました。
シャトナーさんもおっしゃっていたけど、声も発声もいいし、仕草や佇まいだけでも真波の雰囲気を彼なりに確立していたように思う。ベストボーイのくだりも面白かった。
そして、こたろうくんの坂道と並んだ時のバランスも良かった。同い年のライバル感がよく出ていた。この2人の新たな対決もみたい。
( 最初のダイジェストで1日目のゴールをやってくれたのだけど、それだけで泣けてきました。)
主人公坂道を演じる醍醐虎太郎くん。
マジの初舞台をみたものにとって、彼の急成長っぷりに驚いた。初舞台のときから、フィジカル面は完璧だったけど、着実に他の武器も増やしている。セリフの一つ一つがとてもよく届くようになったなぁと思う。坂道というキャラのつかみ方も好き。
今泉役の猪野広樹くんは初参加。やっぱりぴったりだったなぁ。私自身、猪野広樹くんの闇の芝居が大大大好きなのだけど、ポキ泉のシーンは渾身の「闇」。見てるこちらも心底辛くなってくる闇加減。猪野ちゃん、自分の中の奥底の闇を放出していたな、、すきです。
ハイステメンツの中ではわからなかったけど、ペダステの中にいるとやはり高身長に見えました(笑)。
あと、やっと天羽くんとゆったーの見せ場が見られて満足。
新開悠人、あの片手ブラブラスタイルかっこよくて好きだった。効果音がピシャーンッて稲妻みたいなのも、前より鋭くなってる感じがした。何回でもいうけど、新開隼人より、弟の方がSいなぁと思う。目がどんどん本気になっていって相手を追い詰めていくシーンにはゾクゾク。悠人と坂道のクライマー対決のシーン、迫力があってよかったな。
今回の劇場は新神戸オリエンタル劇場。
舞台上と客席が案外フラットで、箱もそんなに大きくなく、かなり近い場所で見ていたような感覚。席自体はプレミアムだったけどそこまで近い番号ではなかったので。
その分、俳優さんの熱量や音響もダイレクトに伝わってきて、後半は若干息切れ気味に。手汗すごかった。
しかしやっぱり、内容なんですよね。
キャストも演出も脚本も本当に本当に素晴らしいです。各方面で絶賛されるのもとてもわかる。
ただね、自分は根っからの総北推しなんだなってのがよくわかった公演でもありました。
観てる途中、総北はやっぱり勝つことが難しくて、応援しているキャラたちがどんどん追い込まれていく。
本当に本当に辛くなってきて…これ次の回がきちんと見れるのかなって不安になってきている。
ペダステは大好きだし、もちろん演出だって好きだし…毎回本当に凄いものを見せてもらえる。
…でも自分の中のテンションがそれにおいついて行けない。それに気がついた公演でもありました。
ほんと、見終わったあとはなかなかキツかった。
チーム2人解散とか、手嶋純太がどんどん勝てなくなっていくくだりとか。鯨井さんのコミカルさとか巧みさもあるんだけど、やっぱりそれでもつらい。
少々感情移入しすぎかな?汗
原作もところどころ読んだり読んでなかったりで。
今度からはある程度原作を読んで何が起こるか把握してから見に行ったほうが心臓には悪くないかもしれないなー、と。
最後になりましたが、
鯨井さん、やっちゃん、チーム2人を演じてくれてありがとう。
大好きな2人を、この2人の役者さんが演じ続けてくれることの幸せ。お2人自身がまさにチーム2人になっていく過程を、見続けられることの幸せ。
今は秩父温泉にいるそうです。
インターハイ3日目まで、どうかこの最強の2人が演じるチーム2人を見ることができますように。
