某月某日

 昨日のモーニングコールで、弟は『十四日を十三日と違えた。一日遅れの誕生祝いになった』

 二人とも電話口で大笑い•••。

 私も弟の誕生日はうろ覚えだ。

 前日の誕生の集いも終え、つれあいと静かに過ごした一日。

 今までのバッグから、携帯電話に財布と電子煙草一式を入れ替えると、少し余裕があり、文庫本やシステム手帳も収まる。

 娘家族の温たか思いをバッグを詰め込めそうだ。



 九時前に目が覚め、リビングのソファーに行くと福岡の弟からのモーニングコール。

 開口一番『起きとった〜!』の問い•••。


 カミさんと朝ご飯の食卓を囲む。


 ベランダ花壇にナデシコ。風に揺らぐセイジ。

 俯き加減のクリスマスローズ。

 濃い赤のスーパーベル。


 花びらが散ったテッセンカツラにビオラ。

 枯れだした芍薬の蕾。

 揺らぐ矢車草。新しい蕾のアマリリス。


 ベランダの入り口に鎮座するカポック。

 葉が折れたバナナ。

 葡萄の枝に若葉。

 睡蓮鉢の水面で餌を求めるメダカ〜!