がんせきふうじのすばやさダウンや能力上昇の小数点以下の取り扱いはどのようになっているのだろうか?
すでに知っている人も多くいるかもしれませんが、念のため整理。
結論はダウン系は小数点以下は切り上げ、上昇系は切り捨てで計算される。
例1
キノガッサががんせきふうじを最速オーガポン(S178)に当てた時に最速オーガポンを抜いている調整するにはS119と120どちらに調整するの良いだろう?
がんせきふうじの能力ダウンはすばやさ字数値の1/3下げる。
最速オーガポンS178を3で割ると59.333・・・となり小数点以下が出ます。
①小数点以下を切り捨ての場合は59。(178-59=119)
②小数点以下を切り上げの場合は60。(178-60=118)
となり、2つありますが、ポケットモンスターの能力ダウン仕様は小数点以下切り上げで計算されます。
②の数字が正解になり、キノガッサのすばやさはS119で足りるということがわかります。
実際に2つのロムを動かした結果、がんせきふうじを当てたキノガッサが先手を取れることが確認できました。
オーガポン最速S178
キノガッサS119
①キノガッサのがんせきふうじで能力ダウンを確認。
②再び行動することができる。
例2
ブーストエナジー(すばやさ上昇)した最速ハバタクカミにキノガッサががんせきふうじを当てて、すばやさダウンしたハバタクカミは通常の最速ハバタクカミと同速であるかないか?
ブーストエナジー発動後はS205の半分102.5すばやさが上昇することになるが、上昇はすばやさ切り捨てのためS205+102=S307となる。がんせきふうじを当てると元の307から1/3能力がダウンする。102.3333・・・となり能力ダウンは切り上げのためS103がすばやさから引かれることになり、がんせきふうじを当てた後のすばやさはS204となる。
通常の最速ハバタクカミより遅いことがわかる。
実際2つのロムを動かした結果、試行回数6回程度(ちょうはつ、ムーンフォースの繰り返し)常に通常の最速ハバタクカミが上を取ることが分かった。
①ブーストエナジーを確認
②キノガッサががんせきふうじを当てて、こちらの最速ハバタクカミが出たところ
③相手のロムはいたみわけを選択させて、こちらはちょうはつでどちらが先に行動できるかを検証したところ、ちょうはつをしたハバタクカミが先に行動した。
④ちょうはつを受けた相手のハバタクカミにムーンフォースを選択させて、こちらもムーンフォース。行動したのはがんせきふうじを受けていない方のハバタクカミだった。