ポリゴンZの常識にとらわれない何か強い型を作ろうと思ったことをきっかけにランクマを潜っていたら、ある程度強い型ができたので記事にまとめていく。ちなみに後半に紹介するレンタルパーティは13戦121敗(5桁帯)の成績を収めることができたのでもしかしたら強いのかもしれない。

 

種族値(HP85 A80 B70 C135 D75 S90)

努力値(HP244 B220 C36 D4 S4)性格(ひかえめC↑A↓

実数値(HP191 B118 C176(11n) D96 S111

テラスタイプ でんき

特性 アナライズ

もちもの ラムのみ

技構成【れいとうビーム、シャドーボール、10まんボルト、わるだくみ

 

①ポリゴンZの常識?(主観的に見ているので異論はあると思います。)

まず、ポリゴンZはどんな型で採用されて相手が取る行動パターンについて考えてみた。某有名YouTuberの方々の動画などを参考してみた結果、(こだわりアイテム+てきおうりょく)(行動保障+ダウンロード)の2択に絞れてくると判断し、ここから相手が取る行動を分析すると

・初手にダウンロードケアで特防の高いポケモンが来やすい。

・こだわりアイテムの超火力ケアのため、半減タイプで受ける。

・ポリゴンZがスカーフ持ちの場合は最速ポリゴンZで火力特化ウーラオスやランドロスのスカーフ持ちが後手に回るため選出が低くなる。

の3点が散見された。

こだわり持ちが来にくいということはウーラオスのインファイトを警戒することを低く見積もっても構わないと感じたため、タスキやパンチグローブ持ちウーラオスのドレインパンチや剣舞+ドレインパンチを受けた後の事を考えるようにした。

ランドロスに関してはHDの場合、裏の引き先のサーフゴーなど受けポケモンの回答を用意することで、初手ランドロス、ウーラオス対面にある程度仕事をこなせる型に仕上がるので?と思い至った。

 

②耐久調整

上記からHP244B220振ることで

ウーラオス(一撃)
A特化あくテラス、あんこくきょうだ144~170確定耐え(ハチマキは倒される)
A特化ドレインパンチ144~170確定耐えアナライズのため、相手がタスキの場合は下から行動可能。


ウーラオス(連撃)
A特化水テラス すいりゅうれんだ(パンチグローブ持ち)乱数1発3.32%。

ランドロス
ポリゴンZでんきテラス時、A無振りじしん158~188確定耐え。(HD振りランドロスに有効)
A特化ひこうテラス ひこうテラバースト(ハチマキ持ち)166~196乱数1発18.75%
 

の数値を拾うことができ、これらに対してある程度の仕事ができそうだと感じた。

一方、特殊高火力アタッカーに対して

 

ガチグマ(アカツキ)
C特化ブラッドムーン169~201乱数1発31.25%。

ハバタクカミ
臆病C252ムーンフォース(メガネ持ち)159~187確定耐え。C特化の場合乱数43.35%。

 

と初手に高火力特殊アタッカーが来た場合はあまり仕事ができない可能性を秘めていることも悟った。

 

③その他の展開やアナライズ、でんきテラスを採用した理由など

ランドロスからハバタクカミに交換した場合

れいとうビームを押してハバタクカミにアナライズ補正込で51~60ダメージ。

ハバタクカミ(ブーストエナジー想定)の攻撃を1度耐えてシャドーボールがアナライズ補正込で90~106ダメージが入り、2つダメージの合算で倒せる算段が高い。

 

サーフゴー
わるだくみ+アナライズ補正なしシャドーボールでHP252D4振りのサーフゴーを190~224。乱数1発87.5%。
シャドーボールアナライズ補正込み124~146。(D4振りの場合)

れいとうビームアナライズ補正込み34~41。(D4振りの場合)

10まんボルトアナライズ補正込み69~82。(D4振りの場合)

 

10まんボルト+シャドーボールのダメージ合算で倒せる算段が高い。この2つを意識してアナライズの方が有用性が高い判断し、特性はアナライズとした。

 

わるだくみした後にHB特化サーフゴーやスイクンの上から行動できるようにS111とした。ラムのみを持たせることでカバルドンやドヒドイデ、でんじはに対してわるだくみを積んで仕事ができるようにして汎用性を高めた。

でんきテラスを採用することでスイクン、ドヒドイデ、水テラスサーフゴーに優位に立てると考えた。ハバタクカミのムーンフォースを受けることを考慮してほのおテラスを採用してみるのも一考の余地はありそうだ。

 

その他の耐久として

カイリュー
A特化ひこうテラバースト(ハチマキ持ち)158~186確定耐え
アナライズ補正込みれいとうビーム130~154(マルチスケイル込み)

 

パオジアン
A特化パオジアンせいなるつるぎ146~174確定耐え

 

があり、増えたらまた記載する。

ちなみにでんきテラスの採用率は4%、ラムのみの採用率は1.1%、アナライズの採用率は1.3%であり異質な型であることは間違いない。

 

④レンタルパーティの詳細

 

カイリュー ひこうテラス

【性格ゆうかんAC252HP4振り、持ち物するどいくちばし、特性マルチスケイル】

両刀型受けループキラー。受けループのきせき持ちラッキーの努力値振りをあまり熟知していないが、B252特化HP4振りでひこうテラバーストで乱数2発94.14%。HB252特化で乱数2発21.48%。ヘイラッシャHD252特化でひこうテラス、エアスラッシュで乱数3発94.68%。初手のドヒドイデのどくどく対してみがわり、ヘイラッシャ引きに対してエアスラッシュ、ラッキーとハピナス引きにひこうテラバーストの回答を持ち、受けループに対応しやすい型とした。HCガチグマあかつきに対してもひこうテラスエアスラッシュ122~144ダメージが入り確定2発。オーガポン、ガチグマ入りに対して選出。

 

ウーラオス あくテラス

【性格いじっぱりAS252B4振り、持ち物こだわりスカーフ】

あくの一貫がある時に選出。HP252振りオーガポンに対してあくテラスあんこくきょうだが164~194乱数1発25%後記のブリジュラスのドラゴンテールと合わせてHB特化オーガポン以外はドラゴンテール+あくテラスあんこくきょうだで勝ちを狙う。とんぼがえりから様子見からのブリジュラスなど多様な立ち回りができる。

 

ハバタクカミ フェアリーテラス

【性格ひかえめCS252HP4振り、持ち物こだわりメガネ】

じこさいせいなどのタイミングで交換し、フェアリーテラスムーンフォースで相手のサンダーなどのポケモンを倒しにいった試合がいくつかあった。

 

ポリゴンZ でんきテラス

【性格ひかえめHP244B220C36D4S4振り、持ち物ラムのみ、特性アナライズ】

アナライズにより火力がある程度確保でき、ランドロスからのドヒドイデやでんじはサーフゴーをカモることに成功した。電気テラスを切ってダメージを受けていなければ、A無振りランドロスのじしんは確定耐え(158~188ダメージ)のため、ランドロスも倒すこともあった。

 

スイクン フェアリーテラス

【性格ずぶといHB252S4振り、持ち物たべのこし、特性プレッシャー】

ハッサムやHBトレースポリゴン2を起点する。ブラッキーなど低速高耐久ポケモンにも仕事がすることができる。

 

ブリジュラス フェアリーテラス

【性格わんぱくH252D212S44振り 持ち物オボンのみ、特性じきゅうりょく】

結論としてこいつ一番強かった。特化ハッサムのはたきおとす+ウーラオスのインファイトを耐える確率をあげるためHP252振りとした。もっといい調整があるかもしれません。Sはスイクンのほえる対策で少し振り、ドラゴンテールはサーフゴーの後出しへの対応、フェアリーテラスされてもアイアンヘッド効果抜群のため、でんじはアイアンヘッドでまひるみでなんとかなった試合がいくつかあったり・・、フェアリーテラスでぼうぎょをあげてくるピクシーあたりがきつかった。

ほえるとの違いはサーフゴーの居座り許すかどうか、フェアリーテラスの要塞化を確実に流す面もあり、どちらもメリットとデメリットがあり、今回はサーフゴーの居座りを許したら、受けれるポケモンが少ないのと、ドラゴンテールのダメージでスカーフウーラオスのあくテラスあんこくきょうだの一貫を作ることを目的にドラゴンテールの採用となった。

でんじはアイアンヘッドのまひるみ、ドラゴンテール+ウーラオスの一貫、じきゅうりょくを発動した時に物理アタッカーに対してできる仕事が増えたなどから構築の要のポケモンといっても過言ではなかった。

 

きついポケモン

ステロ巻き+ガチグマ(あかつき)etc