S12が終わり、S12で使っていた構築を記事書き残して置こうと思う。

S12はブーストエナジーハバタクカミ、りゅうまいカイリュー、あくびガチグマが散見され、これらに勝ちやすい構築を組む事が勝利に繋がる思い、これらに対してメタを強化した。

【具体的な対策】

ガチグマにはねごとを搭載したフォレトス

ハバタクカミにはおいかぜ+ステロ、フォレトスのジャイロボール

りゅうまいカイリューにはブーストエナジーハバタクカミのあまえる

 

おいかぜを使うにあたり、S上昇のブーストエナジーハバタクカミの最速のすばやさラインは307。

おいかぜでハバタクカミの上をとるとSの実数値154以上(Sの種族値102以上)のポケモンが候補にあがる。

 

今回、候補にあがったのがガブリアスで、ステロ+いのちのたまアイアンヘッドでHB252振りハバタクカミを1発で落とせる性能を持っている。

 

次においかぜ+ステロの要員はどのポケモンがいいのかを考えたところ、候補にあがったのがバサギリだった。バサギリに行動保障を持たせるためにきあいのタスキを持たせ、がんせきアックスで相手のタスキ線を消しつつ、ステロを巻く。特にりゅうまいカイリューなどにステロでマルチスケイルを削る動きが強く、裏のブーストエナジーハバタクカミでカイリューを対策するのも丁度良さそう。

 

バサギリの苦手な対面、ウーラオス、ハッサム、サーフゴーなどの抑止力や対策を考えると環境に多い意地っ張りウーラオスの準速149を越えるにはS150が必要なため、性格はようきAS252振りで採用。残りはHPは奇数のためB4振りとした。バサギリを採用していると初手水ウーラオスが多くなるため、それらに切り返せるように草テラスくさわけでスカーフウーラオスの上を取れる動きが強いと感じたため、草テラスでくさわけも採用する事にした。以上をまとめるとバサギリの調整は以下のようにまとまった。

 

バサギリ

種族値(HP70 A135 B95 C45 D70 S85)

努力値(B4 A252 S252)性格(ようきC↓S↑

実数値(B116 A187 S150

テラスタイプ 草テラス

特性 きれあじ

もちもの きあいのタスキ

技構成【がんせきアックスシザークロスくさわけおいかぜ

 

①使い方(先発要員で使うことが多い)

バサギリを先発で出す事を仮定する。

VSオーガポン岩

最初はがんせきアックスから入る。オーガポンのHB無振りだと確定2発。相手のオーガポンのツタこんぼう(岩)はバサギリ効果抜群で入るため、おいかぜから入るとツタこんぼう(岩)+でんこうせっかでやられてしまう。交代はせずにがんせきアックスを使った後は素直にやられて、2体目のC252振りのハバタクカミのシャドーボールの圏内に入っているため、それで倒す。

 

VS水ウーラオス

択次第では不利になる。例えば、スカーフウーラオスがバサギリのテラスを警戒してとんぼがえりを打って裏の先制技持ちのポケモンやブーストエナジーなどのポケモンにスイープされるので相手次第。

相手が素直にすいりゅうれんだを打ってくると予想して草テラスくさわけを打つ事が多く、2手目はがんせきアックスが無難。裏のカイリューのマルチスケイルやステルスロックの刺さりを見てくさわけで倒しにいくのかを決めた方が良い。

 

VSカイリュー

初手にりゅうまいカイリューはないとして、でんじはケアとじゃくてんほけんのケアを兼ねてくさわけから入る。でんじはが入っても相手のカイリューはSは103などそんなに高くないため、くさわけでSが上昇した分、麻痺を入れられても上から行動することができる。でんじは→アンコールでがんせきアックスをアンコールしてしまえば、相手はテラスを切らざる負えない状況に追い込まれる。はねやすめのターンオーガポンのアンコールなどでうまく切り返せれば、展開が優位になる。初手の積みポケモンが来た時はこちら側が起点にされ、不利になることが多いので注意しよう。

りゅうまいカイリュー、ビルドアップするランドロスetc

 

VSハッサム

ハッサムは対面ガン不利ポケモン。ハッサムはとんぼがえりかバレットパンチかの2択。深読みしてとんぼがえりしてきた場合に限りアドバンテージが得られるかもしれないので最初はがんせきアックスをするのが無難なのか??練度が足りてないのでこの辺りは不明。

 

②ゴツゴツメット持ちのポケモンには気をつける!!

初手トドロクツキ対面の時にハチマキはたきおとす→交代でゴツゴツメット持ちリーフィア。こちらはおいかぜ→がんせきアックスで、がんせきアックス打った時にゴツゴツメットで倒されるとステロが巻かれていない状況になり、相手にゴツゴツメット持ちの有無については考えなければいけない。

 

③草テラス時、ハチマキ水テラス特化水ウーラオス水流連打確定耐え

ダメージ計算を回すと116~135ダメージとなり、確定耐え。これにより草テラスくさわけが安定な択になりつつある。

 

レジエレキは最速ではないため、おいかぜ+ガブリアスの餌食となっていた。

レジエレキ側がH140B252振りまではいのちのたまガブリアスのげきりんで確定一発となっているため、ほのおテラバーストでハッサムを倒したあとにげきりんを打って倒した試合と、ブーストエナジーハバタクカミ+レジエレキを倒した試合とおいかぜを絡める事でレジエレキの入った構築には強く出れる可能性があった。

初手おいかぜ→がんせきアックスでいのちのたまガブリアスが無双する試合の少なからず、あるため初手おいかぜから入ることも視野にいれよう。

 

レンタルパーティ紹介

今回はブーストエナジーハバタクカミがりゅうまいカイリューの対策として入れているため、アイアンヘッドケアでテラスゴーストで採用している。ゴーストにしているとミミッキュ、サーフゴー、ハバタクカミに不利を取る可能性を考慮してフェアリータイプのものも用意した。

 

【備考】

・C252振りハバタクカミのシャドーボールはH4振りハバタクカミに対して乱数1発6.25%

・メガネハバタクカミの減少

この2点を考慮してゴーストテラスのハバタクカミでもいけると思い、ゴーストテラスの採用としている。

 

①ハバタクカミテラスゴースト

 

②ハバタクカミテラスフェアリータイプ

 

個体紹介(バサギリは除く)

ガブリアス

努力値AS252B4振り 性格いじっぱり

テラス ほのお 持ち物いのちのたま

特性さめはだ

【じしん、げきりん、アイアンヘッド、テラバースト】

 

いのちのたまアイアンヘッドでハバタクカミを持っていきたいため、いのちのたまを採用。対ドヒドイデ対面の時に火力が出るようにじしんを採用。受けループと当たった場合に初手ガブリアスを投げていき、ドヒドイデのフェアリーテラスか毒テラス、もしくはクレベース交換に向かってアイアンヘッド。クレベースのテラスがかくとうだった場合にドヒドイデとクレベースにエスパーの一貫できるためハチマキパオジアンのサイコファングで貫く。クレベースのじこさいせいやてっぺきに対してアンコールオーガポンを用意している。オーガポンと対面した時、相手はアンコールケアでドヒドイデに引くのでつるぎのまいをする。相手がくろいきりではなく、どくびしやどくどくなどは4段階こうげきあがった状況になり、突破できる可能性が大幅にあがったりする。

ほのおテラスはハッサム対面に構築全体が重いために採用。

 

オーガポン

努力値HP156-A4-B140-D4-S204+

実数値HP175-A141-B122-D117-S171

性格ようき

持ち物かまどのめん(炎)

【ツタこんぼう、パワーウィップ、つるぎのまい、アンコール】

 

本構築のエース。バサギリを先制技で倒させてアンコールで縛ってつるぎのまいの動きが強かった。A特化セグレイブのこおりのつぶて3発まで耐えたり、A特化ウーラオス水テラス水流連打を確定耐えできるように耐久に振り、最速ガブリアス抜き⁺1にしている。ガブリアスとの相性も良く、クレセリアのれいとうビームなどでガブリアスが倒された後にオーガポンを出してアンコールつるぎのまいで切り返していくなどの動きなどオーガポンに対して半減技をアンコールしてつるぎのまいという意識をもってば、幅広く活躍できるポケモン。

 

フォレトス

努力値HB252A4 性格のんき

CDS個体値ダメかも

持ち物イバンのみ

かくとうテラス

特性がんじょう

【ジャイロボール、ボディプレス、だいばくはつ、ねごと】

 

本構築の破壊神。破壊神たる所以は初手イーユイに対してボディプレスで倒して出てきたハバタクカミに対してイバンの実を発動させてジャイロボール倒すなど、相手のポケモンを2体持っていくことが散見されたので破壊神と呼ぶことにしている。

Dの個体値をダメかもにした理由はC252振りのハバタクカミのシャボ―ボールが9/16でイバンの実発動圏内に入るため、Dの個体値は下げている。こらえるの欄が浮くため、相手のポケモンを突破したあとに意気揚々と出てるりゅうまいカイリューなどの起点にならないように自主退場技のだいばくはつ、ガチグマの突破力をあげるためにかくとうテラスとねごとを採用し、対ガチグマ、トドロクツキ、イーユイ、ハバタクカミには強い型になっていた。

B252特化にすることでイーユイにボディプレス乱数1発87.5%となるため、ボディプレス採用の場合はB特化にするのがおすすめ。

 

ハバタクカミ

努力値H4CS252振り 性格おくびょう

持ち物ブーストエナジー

ゴーストテラス

【ムーンフォース、シャドーボール、いわみわけ、あまえる】

 

本構築採用率トップクラスの中継ぎ。ブーストエナジーですばやさをあげてスイープするのが主な役割。あまえるのターンにカイリューがりゅうまいして次のひこうテラバーストをした場合のダメージが110~130だっため、確定耐えにするためにH4振りにした。ちょうはつはじゃくてんほけんカイリュー、ハチマキカイリューに対して無力であり、ちょうはつして優位を取れそうなポケモンはドオー、キョジオーン、カバルドンあたりになる。いたみわけはカイリューからダメージをもらったあとの回復とマルチスケイルの削りに有効になると思い採用した。

初手に出したことは1度もなく2番手以降に出して相手の積みに対して切り返していった。

 

パオジアン

A252B68S188 性格いじっぱり

持ち物こだわりハチマキ

あくテラス

【つららおとし、かみくだく、サイコファング、こおりのつぶて】

 

S最速オーガポン抜き

Bいじっぱり水ウーラオスグローブすいりゅうれんだ耐え

最速ドラパルトハチマキドラゴンアロー乱数1発10.63%。B4りの場合は乱数1発76.17%。

 

ドラパルトがハチマキこおりのつぶてで確定1発のため、ドラパルトが他のテラスをした場合に行動回数が増えるように耐久に振ることにした。この構築を作ったのが最終日から1週間前で5桁帯にドラパルトやハッサムによく当たるため、そのための対策枠として用意した。ガチグマの毒テラ対策や受けループにエスパーの一貫できることがあるため、サイコファングを採用している。

かみくだく、サイコファング、こおりのつぶては良く使うのだが、つららおとしはなかなか使う機会がなかったため要検討枠なのかもしれない。ぜったいれいどなど入れてみるのも面白い。選出率は低め。

 

選出

初手の基本選出はバサギリ、フォレトス、ガブリアスの中から考える。

 

受けループ

ガブリアス+オーガポン+パオジアン

 

ガチグマ、カイリュー、ハバタクカミが相手にいる

フォレトス+ハバタクカミ+@1

 

ハッサム、ウーラオスが相手にいる。

基本的に無理寄り

バサギリを出したら、スカーフウーラオスのとんぼがえりからのハッサム着地からのバレットパンチなどあり。

選出としては

バサギリ+ハバタクカミ+オーガポン(バレットパンチでバサギリが倒された後にアンコール剣舞など)

 

イーユイ、ハバタクカミ、テツノツツミが相手にいる。

フォレトス+ハバタクカミ+オーガポン

 

重いポケモン

初手からりゅうのまい、ビルドアップで積んでくるポケモン。