シーズン9に入り、オオニューラやクレセリアの使用傾向が減ってきた一方、ハッサム、水ロトムが増加傾向になりつつある。(2023年8月23日)

 

とくしゅポケモンで積んでくる展開が少なくなり、シーズン9の最初の方に流行っていたスカーフオオニューラのすりかえやとんぼがえりも数を減らし、特殊のポケモンで強い一貫を作れれば勝てそうだと思ったところ、サザンドラを発見した。

 

そこで今回はどんなメガネサザンドラが環境で通用しそうか考えたので型を紹介しようと思う。

 

種族値(HP92 A105 B90 C125 D90 S98)

努力値(HP4 C252 S252)性格(ひかえめC↑A↓

実数値(HP168 C194 S150

テラスタイプ フェアリーorはがねorどく

特性 ふゆう

もちもの こだわりメガネ

技構成【りゅうせいぐんあくのはどうだいちのちからテラバーストorラスターカノン

 

①性格がおくびょうではなく、ひかえめ採用なのはなぜか?

サザンドラが準速で不利を取るポケモンは最速ウーラオス、ミミッキュ、キラフロル、水ロトム、ゴリランダー、ウェーニバル、ソウブレイズ。これらのポケモンの性格採用率を調べみた。

 

例:使用率5位ウーラオスの性格採用率

ウーラオス(いじっぱり68.9%、ようき28.6%)

ミミッキュ(いじっぱり55.4%、ようき31.6%)

水ロトム(ずぶとい41.4%、ひかえめ35.3%、おくびょう17.8%)

キラフロル(ひかえめ63.3%、おくびょう24.4%)

ゴリランダー(いじっぱり50.7%、ようき31.2%)

ウェーニバル(ようき54.7%、いじっぱり27.6%)

ソウブレイズ(いじっぱり59.6%、19.6%)

 

結果はこのようになっておりウェーニバルのようき54.7%を除き、他のポケモンはようき、おくびょうの採用率33%以下になっていた。さらにひかえめで採用で得られるメリットについても考えていく。

 

初手ハチマキカイリュー(HP167)とサザンドラが対面したと仮定する。

実数値C177(おくびょう)であくのはどうをした場合

マルチスケイルありのダメージは50~59。なしで100~118ダメージ。

二つのダメージの合算でHP167を越える確率30.46%。

HP175の場合(準速キノガッサ抜きカイリュー)はHP175を越える確率2.34%

 

実数値C194(ひかえめ)ではあくのはどうをした場合

マルチスケイルありのダメージは54~64。なしで109~130ダメージ。

二つのダメージの合算でHP167を越える確率96.87%。

HP175の場合(準速キノガッサ抜きカイリュー)はHP175を越える確率73.04%

 

HP252D4振りランドロス

C177おくびょうの場合、りゅうせいぐん193~225ダメージ。乱数87.5%

C194ひかえめの場合、りゅうせいぐん211~249ダメージ。確定1発。

 

H252D4振りキラフロル(とつげきチョッキ持ち)

C177おくびょうの場合、あくのはどう78~93ダメージ。確定3発

C194ひかえめの場合、あくのはどう85~102ダメージ。乱数2発35.15%。

 

あくのはどう2発で倒しきれなかった場合でも20%のひるみのチャンスがあり、2連続でひるまない確率は64%。

C194ひかえめの場合はだいたい65%程度の確率でチョッキキラフロルを倒せるに対して、臆病の場合は確定3発のため、ひるむ確率のみ36%で倒せる。

 

主にこの3点がひかえめの採用理由になるが、他にもたべのこし、なまける採用カバルドンの倒せる確率が変わったりとひかえめ採用のメリットが大きい。

 

 

 

②HP4振り偶数

効果が抜群を受ける場合は奇数にするのが良い。サザンドラの場合は特性ふゆうとテラスを切れば、効果は抜群を受ける機会が減り、攻撃で効果が抜群を受ければ、1発で倒されることが多い。

カタストロフィ+のろい×2を受ける機会があればHP奇数にするのが良い。火力のごり押しが強いため、そういった展開になりにくいと判断した。

 

ぼうぎょ、とくぼう、どちらにも対応できるHP4振りが得だと感じた。

 

 

③ラスターカノンをうつ機会が減った??

最初ははがねテラスタル+ラスターカノンを採用していたが、後続にいるかくとう、あくタイプに優位が取れるフェアリーテラバーストが活躍するのではないかと思い、思い切ってフェアリーテラスタルを採用した。

使用感も良く、はがね、フェアリーテラスのサザンドラを含めたレンタルパーティを2つ貼っておくので興味のある方は試してほしい。

①フェアリータイプ(10月頃レンタルパーティは消す予定)

 

②はがねタイプ(10月頃レンタルパーティは消す予定)

 

④レンタルパーティの使い方

・初手キノガッサを重く見る。

ハッサム+ギャラドス+@1

ハッサムA189のバレットパンチでB4振りキノガッサ乱数2発79.68%のためバレットパンチから入る。

キノコのほうしを受けた場合はじならし、マッハパンチが飛んでくるのでギャラドス交換でいかく+ゴツゴツメットでキノガッサを無力化し、次はハッサムで眠りターンを1回消費する。

・初手コノヨザルを重く見る。

ハバタクカミ+ハッサム+@1

コノヨザルのふんどのこぶしを受けるため、最初はめいそうから入る。次はいたみわけ→シャドボ―ル×2で倒す。

・初手ドラパルトを重く見る。

ハッサム+ガチグマ+@1

相手視点、おにび、シャドーボール、どんぼがえりのどれかを選択するため、ガチグマでかえんだまを発動して、ガチグマで倒しに行く。

・初手水ロトムorキラフロル(とつげきチョッキ多数)を重く見る

サザンドラ+ハッサム+@1

最速キラフロルが来た場合は抜かれるのでタスキが特定しやすい。チョッキはあくのはどうでこちらに部がある運ゲーをしかける。

 

 

【ギャラドス】

キノガッサ、水ウーラオス受けとして採用。でんじはで相手をまひらせてからギャラドスが倒された場合、ガチグマのくさわけで相手を倒しつつ、かえんだまを発動させたりできる。ボルトロスと対面した場合はじめんテラスタルを切り、こおりのキバを選択。次のターンはこおりテラスかくさむすび、ボルトロスがこだわりアイテムだと交換を選んでくるのでハバタクカミへの交換が望ましくなる。

 

【ハッサム】

採用率1位と言っても過言ではなくらい選出する。相手は初手にくるポケモンとしてハッサムを警戒するのでそれに対応できるポケモンを初手におくとうまく展開が作りやすい。

 

の記事を丸パクリしている。初手ランドロス対面はみがわり以外有効に働いてくれる場面が多かった。ハチマキ、スカーフをケアして初手からカウンター。また再戦の場合は相手がちょうはつ、つるぎのまいなどをするため、とんぼがえりでサザンドラを展開したりする。使い方が無限にある。(主に後攻とんぼがえりからのガチグマ、サザンドラ展開など

 

【テツノカイナ】

テツノツツミ、イーユイなどのとくしゅアタッカーに強く出たり、後攻ボルトチェンジでガチグマ、ハバタクカミ、サザンドラを展開するために採用。テツノツツミはゴーストテラスアンコールがあるため、ドレインパンチの選択はよく考えて選択するといいかも。ヘビーボンバー採用でハバタクカミを処理することも考えたが、ハッサムのバレットパンチがあるため採用は見送った。

 

【ガチグマ】

実数値S110あり、くさわけ1回で最速ウーラオス抜きとしている。みずテラスにするとくさタイプが一貫してしまうなどを考慮してテラスはゴーストとした。ガチグマはかみくだくなどの採用もあり、ふゆう+ゴーストテラスのガンメタが減りつつあると予想して技構成はからげんき+じしん+くさわけにした。つるぎのまいは相手のまもるなどのタイミングに合わせるとかなり強力なため採用している。

 

【ハバタクカミ】

Sはサイクル戦で使いたいため最速ブッパのエナジーブーストのハバタクカミ。Bにも振っているが耐久面が中程度なため、攻撃技をムーンフォース1つにせず、ムーンフォースとシャドーボールの2つ採用している。

 

【サザンドラ】

水ロトム、キラフロル、おんみつわるだくみサーフゴーなど残りの5体で見にくい部分に手が届くのが非常によかった。現環境ではかくとうタイプのポケモンが多いため、テラスははがねテラスよりもフェアリー、どくタイプの方が良いまであるのでいろいろなタイプで使ってみるのが良いかもしれない。個人的にはフェアリータイプが良かった。

 

 

【ダメージ計算】

あくのはどう

H252B100D156振りカバルドン(たべのこし+なまける型)

118~139ダメージ。たべのこしの回復1回込みで確定2発。

おくびょうの場合は108~127ダメージ。たべのこしの回復1回込で乱数2発75.39%

 

H252D4とつげきチョッキ水ロトム

69~82ダメージ。乱数2発17.18%。

 

H252D4とつげきチョッキハッサム

87~103ダメージ。乱数98.43%

おくびょうの場合は79~94ダメージ。乱数27.73%

 

H252D4とつげきチョッキキラフロル

85~102ダメージ。乱数2発35.15%

おくびょうの場合は78~93ダメージ。確定3発

 

りゅうせいぐん

H252D4振りウーラオス

262~310ダメージ。確定1発。(おくびょうでも確定1発)

 

H252D4ランドロス

213~252ダメージ。確定1発(おくびょうで乱数1発93.75%

 

H252D4サンダー

192~226ダメージ。乱数1発81.25%

おくびょうの場合は175~207ダメージ。乱数1発31.25%

 

H252D4ヘイラッシャ

247~292ダメージ。乱数1発75%。

おくびょうの場合は226~267ダメージ。乱数1発25%。

 

H252D4とつげきチョッキ持ちヌメルゴン

84~100ダメージ乱数2発35.15%

おくびょうの場合は76~91ダメージ(40.7%~48.7%)確定3発。

 

H252D4マルチスケイルありカイリュー

178~210ダメージ。乱数1発37.5%(マルチスケイルなしノーマルテラスカイリューと同じダメージ。)

162~192ダメージ。確定2発。

 

だいちのちから

H252D4とつげきチョッキヒードラン

208~240ダメージ確定1発。

おくびょうの場合は192~228ダメージ。乱数1発81.25%。

 

D4イーユイ

140~166ダメージ。

おくびょうの場合は128~152ダメージ。乱数1発87.5%。

H252D4とつげきチョッキイーユイ

94~114ダメージ。確定2発。

おくびょうでも86~102ダメージ。確定2発。

 

D252とつげきチョッキテツノカイナ

112~132ダメージ。乱数2発93.35%

102~120ダメージ。乱数2発15.62%。