相手のカバルドンからあくびを受けた時にどのように立ち回ったら良いのか?
いくつか例をあげて考察していこう。
CASE1(クッション役に悪用される)
相手のカバルドンからあくびを受けました。
状況を説明するとこちらすでに3体を相手に見せており、トドロクツキはエナジーブーストを使用済みで残りHPが7割くらい。
相手はマスカーニャとカバルドンを見せて、マスカーニャHPが半分程度。
こちらはステルスロックを巻いておらず、技選択の場面。
ここで相手を倒してしまうとこちらのカバルドンは眠り状態になり、最低でも1ターンは相手に隙を与え起点されかねません。
そうなると、ここはカバルドンを倒さずに、ステルスロックを巻いた方がいいのでは?となりますが、相手のパーティはテツノツツミが重いため、テツノツツミに勝てるポケモンが用意されている可能性を考慮する必要があります。
カイリュー、マリルリだとテツノツツミのこおりが一貫してしまう。テツノドクガがメガネハイドロポンプで押し切られる可能性があるので選出されている確率は低く、ここはハバタクカミが3体目いると仮定してすばやさ関係を逆転するアイテム、ブーストエナジー、スカーフどちらかを持っていると見た方がいいでしょう。
ハバタクカミでテツノツツミが倒される。トドロクツキはハバタクカミとマスカーニャから上から攻撃を受けて倒されるルートが負け筋であるため、カバルドンをクッション死に出しからの優位対面を作られるのが一番まずい。
ブーストエナジーのハバタクカミのめいそう1回ムーンフォースはHPは耐えそうなので最速起きなら、ふきとばしでテツノツツミとハバタクカミのすばやさ関係をリセットできるので、ここはじしんで倒していくのが良さそうに見えます。
誤ってステルスロックを選択して、次のターンに相手の鋼テラスカバルドンを引いてマスカーニャからのトリックフラワーで倒されてシーンです。
メガネテツノツツミのれいとうビーム2回はハバタクカミは耐えない。かつ裏のカバルドン、マスカーニャに対して通る例とビームを選択しますが・・・
相手はカバルドンでれいとうビームを受けて、テツノツツミに対して優位対面を作ります。
ハバタクカミが降臨!!
カバルドンを倒していれば、相手のハバタクカミはれいとうビームは2回は耐えないので後出し不可能。カバルドンの寝た状態でめいそうを1回詰んで、最速起きを切ってムーンフォースで勝ちを狙いにいくしかない盤面を作れていました。
仮にマスカーニャでカバルドンを倒したら、テツノツツミから入り、れいとうビームでマスカーニャ、ハバタクカミを倒しにいくプランでほぼ勝ち確の場面でした。
ちなみにここでテツノツツミは倒され、トドロクツキはハバタクカミ+マスカーニャの攻撃を受けて試合は負けてしまっています。
CASE2(あきらかにわかりやすい積みポケモンがいる。)
相手のカバルドンからあくびを受けました。
こちらの選出したポケモン3匹と相手のポケモン6ぴきです。
お互いにキラフロルとカバルドンしかわかっておらず、だいちのちからでカバルドンを倒すかどうかの場面。
こちらのパーティ6匹を見るとハバタクカミ、テツノツツミがおり、これらを上から攻撃できるようにりゅうのまいを覚えたトドロクツキが控えてる可能性が高いと見ていいでしょう。キラフロルのステロ展開、カイリュー、ドドゲザンのしんそくやふいうちなどの先制技を考えるとタスキ持ちのテツノブジンは選出しずらい、あくテラス+ふいうちなどで簡単に倒されるテツノツツミの選出は難しく、残り2体はトドロクツキ+(サーフゴーorセグレイブ)と考えます。
カバルドンの死に出しクッションで対面操作されてもテラスタルで切り返せば、なんとかなりそうなのでカバルドンは倒さずに
眠りターンを消費して相手のトドロクツキに起点されずらい立ち回りが良さそうに見えます。
パワージェムでカバルドンを倒さずに眠りターンを消費していきます。
カバルドンを倒さない事で相手は交代するか?カバルドンで突っ張るか?のどちらかになり、眠りターンを1回消費できます。
相手はカバルドンを下げて、トドロクツキを出してきました。
眠りターンを1回消費します。タスキが残っているので相手は躊躇な事はやりずらくなります。
相手はりゅうまいをして、こちらは最速起き(2ターン目)のためトドロクツキをこのターンで突破できます。
3ターン目で起きた場合はヘドロばくだん+裏のカイリューのしんそくなどで倒していくプランもあります。
4ターン目で起きた場合はあやしいです。
つづく