皆さんは物事を考える時に短期的、長期的な視点のどちらで考えるでしょうか⁈


もちろん、物事により変わりますが、私は自分の将来的に関わること、仕事のプロジェクト・事業のこと等については長期的な視点で考えます。


自分の将来に関わることで特に辛いことが起きた時、人間はすぐに結論を出したがります。それは、その辛さから早く解放されたいと思うからです。


でも、大抵の場合、その結論は信じない方が良いでしょう。気持ち的に余裕がなく、且つ、強い感情が混ざっていると冷静な判断ができなくなります。


その場では正しいと考えるかも知れません。

でも、長期的な視点に立った場合、多くはその場しのぎの解決策であり、後々に後悔、また、自分で自分を苦しめる結果になる可能性が高いです


仕事でも同じです。日次、週次、月次の数字に追われて、その場しのぎの提案をする、例えば、過度な割引をすると、今後相手側はその価格でしか受けなくなります。場合によっては、もっと下げられる可能性があります、結果として、自社の商品価値を下がることになり、長期的な売り上げを下げることになります。また、価格についても競合他社がいるので、価格競争に巻き込まれるという悪循環になります。

※私もいくつかのアパレル商品はもはや定価では買いません


私もこれまでにその場しのぎの取り繕いをした経験はありますが、結果としてうまくいきませんでした。そのため、物事を考える時には冷静に、また、その判断が将来的にどのような影響を受けるのかを十分に考えます。


しかしながら、このやり方を気に入らない人が一定数いることも知っています。例えば、取り敢えず実行する、やってみる派。これは、私も大いに賛成ですが、全ての物事に適応できるものではありません。


取り敢えず行なったことが後で取り返しのつかない結果になることもあります。


例えば、私の場合、留学事業を立ち上げた時、入管申請をするための書類確認を全て自分でやると取引先にいいました。取り敢えず、それが相手のためになると思ったからです。でも、結果として30人分の膨大な書類のチェック、修正に2ヶ月半掛かり、それ以外の作業ができなくなりました。


その時は運が良く取引先が手伝ってくれたり、色々とアドバイスをしてくれ、また、私がそれを全て行うことは不可能だから海外現地パートナーに任せた方が良いと適切なアドバイスをくれました。それ以降はそのようにしています。その結果、事業はうまく回っています。


今考えると日本人の私が日本にいながらその作業を行うことはかなり難しいと今は当然わかりますが、当時は立ち上げだったため、そこまで考えが及びませんでした。


これは一例ですが、その場しのぎ、特に、相手のためという大義名分で全てを決めていくと、長期的な視点に立った時にうまく回らなくなることもあります。


そのため、会社の上司が「取り敢えず◯◯でやって」と言ってきた時は一度立ち止まって先のことを考える習慣を身につけるべきです。


そのことを嫌う上司もいるでしょう。私も以前の職場でそうした役員がいました。でも、その会社は結果としてクレームだらけで社員が疲弊し、離職率も高く、部長であった私はかなりの負荷がかかりました。


日常生活でも同じです。家族、友人、パートナーとの関係において、自分の人生に深く関わる人とのコミュニケーションについては本当に大切にするべきです。


ただ、相手のことを考えるのも大切ですが、同じくらい、いや、それ以上に自分の長い人生にどれくらいの影響が出るのかを考えながら行動していくとのはもっと大切です。決して、相手を大切にしないというわけではありません。自分自身にとって良くない将来は直接相手にも影響をするものです。


自分自身の将来に関わる大切なこと、それについて長期的に考えること自分を守るだけでなく、最終的に大切な人を守ることにもなるのです。


現在、早く結論を出す、まずやってみるということを言う人が多いです。否定はしないですし、その重要性も理解していますが、万能ではありません。


私は長期的な視点で考える事は最終的に大きなプレゼントを得られると信じています。今までもそうした経験はあるので、これからまその視点で物事を判断していきます。