転生間近のシニョーレがこんな事考えてたらなーって思ったので




















一体、あとどれ程の敵を射抜けばその先の高みへと行けるのだろう。
スキルを乗せ放った矢の向かう先が高みとでも言うのか

狩りの最中だと言うのにそんな事を考えたシニョーレは緩く頭を振る。
元来思考を巡らせるのは苦手だ

出来るのは一つ、敵の弱点を穿ち屠るだけ


「シニョーレ!敵くるよ!!」
「―――分かっています」

そうしてまた狩りは繰り返され、経験が蓄積されていく
今更高みが何だと言うのか
繰り返し繰り返し、同じ事を何度もしてきた末の結果でしかないそれに思い馳せるなど…


「くっだらねぇ」

高みに“行く”のではない
高みが“来る”のだ

求めるのではなく、求められるのだと
シニョーレは口角を上げて弓を弾いた






的な(・◇・)
シニョーレは猫被りなので素だと口がとても悪いです
そんなシニョーレが好きです

いつかみんなのキャラ使ってお話書きたいなー
ほのぼのとした感じのやつな
一番書きやすそうなのがキャンディって
一緒にECOしてる時間が長いからですね