おはようございます。

何を綴ろうかなぁ…と、思いつつ、


昨年末、手話サークルに参加した時、
ボランティア通訳のおじさんのお話を聞きながら、心に留めたことがあったので、書いてみます。
鉛筆

おじさんは、キチンと勉強の場を経験した方ではなく(それまで手話とは無縁の生活)

結婚して、お相手の身内にろう者がいることを知り、必要を感じて(ココがもぅ愛飛び出すハート)
地域のサークルに飛び込んで、習得した方です。

年齢的にも、手話サークルに参加するろう者が多かった時代なので、いわゆるネイティブ(日本手話)を身につけています。

地域に根ざして活動し、頼まれれば、必要であれば、(お仕事と別に)通訳の活動をしています。🚗

そんな、私も尊敬するおじさんの話。。。


命に関わる通訳(病院など)や、専門性が必要な通訳(法律や警察)は、
当然、通訳者や通訳士に、依頼した方が良い。

そのろう者と、個人的にどんなに仲が良くても、その場合は専門家に任せるようにする。


じゃあ、
資格のない僕らが出来ることは?(サークルに所属する私たち)
生活の中で、ろう者が情報を取りにくい時に、伝えてあげること。


例えば、
出先で、突然交通トラブルで乗り物が止まった時とか、説明してあげられるし、

災害があって、避難所にろう者がいた場合、コロコロ変わる情報や状況を伝えてあげられる。


大変な状況の時こそ、
手話が少しでも解る人がいる…それだけで、ろう者に安心を与えられるから、

そうした場面に遭った時は、臆さずに、飛び込んでほしい。

という、おじさんの想い。


資格が無いから、何もできない。
ではない。

自分を誇らしく思えました✨


今日は1・17。
阪神淡路大震災から、28年。


たくさんの経験の背景の中には、表に出ない事もたくさんあるでしょう。

今のように、スマホも無いし、情報の取り方も全く違っていたはずです。


命をなんとか守れたとして、
聞きたくても聞けない、情報は入らない…いろんな諦めを重ねていたんだろうな。。。👂
そんな方々に、今年は思いを馳せています。


多くの人に
元気や励ましを届けられる歌は、聴こえない人には届きにくいけれど、

歌の代わりに、
私は手話で、誰かの心に、安心や励ましを届けられるのかもしれない。


自身と、家族の安全のために、備えのチェックの見直しをすると共に、

手話を学び続けよう、そして、
手話のタネを撒く事を大切に生きよう。

なんだか、
自分の生き方も見直す朝になりました。


忘れてはいけない日だけど、
いろんなことが繋がって、

今日も命があり、生きている。
この肉体で、心で、感じられることがたくさんある。
出来ることがある。
そのことが、有難い。



ちょうど、お日様も出て来て、背中もほんわりあたたかい✨


寒いけど、今日も、私を生きます✊



今日もお立ち寄りいただきありがとうございます😊