English Journal 5月号で「先端脳科学者による一ヵ月英会話脳トレ」をプレゼント中 | 後藤秀機の出版日記

English Journal 5月号で「先端脳科学者による一ヵ月英会話脳トレ」をプレゼント中

後藤秀機の出版日記-先端脳科学者による1カ月かんたん英会話脳トレ

英語学習の新しい方法論

「先端脳科学者による一ヵ月かんたん英会話脳トレ」

アスキーメディアワークスより発刊

どんな所が新しいか。

① 発音は新しく開発されたカタカナ表記。

  国際発音表記はギリシャ文字を含んでいて日本人には敷居が高く拒否反応さえある。本書では新しいカタカナに対して、国際発音記号と同じ定義を与えました。日本人にとって、ギリシャ文字よりずっと親近感がもてます。実は原聡元ポルトガル大使が昔のカタカナ表記を英語の発音に利用する事を薦めていました。本書の新カタカナ表記に対しても、カスタマーレビューやジュンク堂書店員からお褒めの言葉を頂いています。

② 発音重視。

  最初に正しく発音できなければ勉強を進められない。日本人が不得意とする難しい発音に集中する。あれもこれもとやると結局息切れして挫折する。

 ③ 弱勢に注目。

   私たちはアクセントを一生懸命やるが、結局通じない。なぜなら、アクセント以外の部分を弱く読む事を知らないから。強勢(アクセント)だけ気にして弱勢を知らない事が日本人の英語の最大の弱点と言える。

 ④ 暗唱練習を徹底。

   暗唱する間に、何度も読むので難しい英語の発音も自然に出て来るようになる。

   頭で判っているだけでは、とっさの英会話には出て来ない。暗唱によってトレーニングを重ね、身体に覚え込む事が肝要。記憶の弱い意味学習ではなく、運動学習を勧めたい。英語の発音は、社会理科のような意味学習ではなく、スポーツのような運動学習と考えるべきである。

 ⑤ 日本語の発音と英語の発音の大きな違いを認識する。

       日本語の音韻は世界でも最も少ない部類にはいるが、英語は音韻が世界でも最も豊かである。日本人はその意味では英語には最も向かない。そのあたりを、

音韻構造に遡って認識しないと学習しても実を結ばない。

 ⑥ 和製英語の成り立ちを理解して利用する。

   日本人はしばしば和製英語に邪魔されて、ネイテイブに通じない事が多い。

その癖を正しく認識し、味方につけるのが後藤メソッドである。

 ⑦ 英会話の癖を付けるトレーニング。

   独りで英語をしゃべるトレーニングにより、英会話脳を作る。

以上のトレーニングを31日に分け、1ヵ月で基本を習得する。


●エピソード



★若いときの写真
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ニューオルリーンズの学会でランチ。左端が私、隣がジミー。

皆が注文したコーンビーフのサンドイッチを私も注文。

コーンビーフと言っても、あちらでは極薄にスライスしたハムを大量に挟んだ物で、とてもおいしかった。

鎌倉の円覚寺を案内

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来日したジミーと私

私は研究者ですので40年以上にわたって英語で苦労してきました。本書では日本人の注意すべきところやコツを披露しました。アメリカ、イギリスと2回にわたる留学で得られた英語経験も大事な柱になっています。特にコロンビア大学留学中のニューヨーク生活は多くのことを私に教えてくれました。ジミー・シュワルツ教授には大変お世話になり、第2の父親といっても良い存在になりました。しかし、到着間もない頃私の英語で一瞬彼を怒らせた事を紹介しています。さて、その後事態はどうなったでしょうか?巻末の謝辞に顛末を書きました。

この一件で私が言いたかった事は、英語学習も最終的にはネイテイブスピーカーとの人間関係で決まるし、その後のコミュニケーションも単なる英語力より人間関係、あるいは人間力によって決まると言う点です。

知り合いからは、今までの英語本に比べて本書は一味も二味も違うと評して頂きました。ご一読頂ければ幸せです。

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雑誌、English Journal 5月号で「先端脳科学者による一ヵ月英会話脳トレ」をプレゼント中です。

締め切りは4月30日。計3冊プレゼントされます。どうぞ、ご応募ください。