今回の旅の終わりに、碌山美術館を訪ねました。
(穂高駅から、線路沿いを歩いて行けます。
車を運転できない族に、駅近はありがたい!)
萩原碌山は、若くして亡くなった彫刻家。
ままならない恋に苦しみながら
それを昇華させるように、
美しく、力強い作品を残しています。
ここへ来るまで
彼のことをほとんど知らなかったのですが…
作品の背景を知りながら
実物を間近に見て回ることができ、
心揺さぶられるものがありました。
(作品の詳しい解説が書かれた本が置いてあって、
読むことができます。)
当時、どんなにやるせなかったでしょうか。
同時に、
人生に起きるとても辛い出来事を
こうして表現できるって
素晴らしいことだなと思いました。
芸術家でなくても、
喜怒哀楽や、言葉にできない何かを
誰もが自分なりに表現できたら、
その人の心が癒えたり、
誰かの心を動かすかもしれません。
こじんまりとした敷地に
手入れされた木々や花が植えられていて
優しい雰囲気。
ちひろ美術館と同じく、
こちらも地元の人が、
彼と彼の作品を大切に想って
ここを守ってきたのだなと感じました。
静かで穏やかな空気と、
芸術を生み出す力強いエネルギーを感じる場所です。


